○子供の笑顔は、未来への希望です。「大人の事情」ではなく、「子供の最善の利益」という観点から子供政策のあり方を捉え直し、子供を社会全体で支え、大切に育んでいくことは、私たちが果たすべき最大の「未来への投資」です。○「チルドレンファースト子供政策の加速に向けた論点整理」(令和4年7月)では、子供を客体ではなく、主体として捉えていくことを子供政策の基本スタンスとして示しました。都は、この基本スタンスを踏まえ、子供の様々な思いをヒアリング等により把握するなど、子供との対話を実践しながら、都庁一丸となって子供目線に立った政策を練り上げてきました。○また、子供一人ひとりに寄り添い、きめ細かな子供政策を展開していくためには、社会全体で子供へのサポートを強化することが重要です。このため、区市町村やNPOなど地域における多様な主体と協働・連携しながら、新たな課題に柔軟に対応することができるよう、地域の実情に応じた独自の取組を支援します。○今回、当事者である子供や子育て世代にも理解しやすいように、子供の声を中心に据えて取組を体系的にまとめた「こども未来アクション」を策定しました。子供を取り巻く環境や直面する課題は複雑化・複合化するとともに、刻々と変化しています。今後も子供政策を固定的に捉えるのではなく、「こども未来アクション」を基軸として子供との対話を続け、子供の意見を政策に反映させていくことで、子供の笑顔あふれる東京への歩みを更に加速してまいります。19子供の笑顔あふれるチルドレンファーストの社会の実現
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