<表現は原文のとおり記載>•子供との間には「作品」があり、同じ課題に向かっているので、子供とのコミュニケーションに対して課題は感じていない。•これからの課題としては、家庭・保護者について、子供の先にあるもの、背景をどこまで踏み込んでよいのか、汲み取ったらよいのか、を探っている状況である。•グラウンドがないことが問題。学校の校庭は狭い。また、試合が出来る場所が少なく、夜間照明を持っている施設も一つしかない。サッカーなどの球技・運動や、意見を聴くことに関する意見が多かった。自分がしている球技について、ただ自分が楽しむだけでなく、楽しさを分かち合いたい、という思いを持っていると考えられる。また、ボールが使えるような遊び場を望んでいると考えられる。普段から大人に自分の意見を聴いてほしいという思いを抱いていると考えられる。•一方、「自分たちが意見を言ったからといって、何か変わるわけではない。」、「子供の価値観に寄り添ってほしい。子供の話を聴いてほしい。」といった意見も寄せられた。31<文化関連団体>•活動内容の特性もあり、”子供”と接するとは考えておらず、同じ立ち位置にいる”一表現者”として接している。そのため、当たり前に話を聴き、良い意見は取り入れる。その中でも意見が言えない子供や、強者・弱者が出てくるため、パワーバランスには配慮している。<スポーツ関連団体>•将来的にもサッカーを継続してもらいたいと考えており、「サッカーを好きになってもらうこと」を第一に考えている。そのために、コーチからの暴力がないように気を付けている。スポーツ団体◆球技・運動•自分がサッカーのシュートを決めれば、自分も楽しいし、見に来た家族も嬉しい。自分のサッカーを見ていない大人などは、ワールドカップを見て日本が勝てばみんな楽しくなると思う。•ボールがあれば、サッカー以外でも楽しい。•公園でボールが使えるようにしたい。◆意見を聴く・聴いてもらう•もし都知事だったら、みんなの意見を聴く。•大人は声をかけても話を聴いてくれないこともあるが、自分たちが困っている時は勇気を持って声をかければ話を聴いてくれる。<ヒアリング実施後の感想・意見>•ヒアリング実施後は、「自分の意見を全て言えた。」、「自分の意見がどこかに伝わるという機会はあまりないので、いい機会だなと思った。」といった前向きな感想が多かった。運営者のご意見子供との対話①(子供の居場所におけるヒアリング)b文化関連団体やスポーツ関連団体
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