こども未来アクション
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令和4年12月、西東京市立保谷第一小学校において「みんなが笑顔になる遊び場づくり」をテーマに出前授業を行い、5年生の子供から意見を聴きました。授業ではまず、東京都こども基本条例第7条の「こどもの遊び場・居場所づくり」を紹介しながら、東京都では、子供がいろいろな遊びや体験ができる機会を増やしたり、遊び場づくりに取り組んでいることを話しました。また条例第10条の「こどもの意見表明と施策への反映」を紹介しながら、子供の意見は大切にされ、大人がしっかりと向き合っていかなければならないことを話しました。そして、子供にはそれぞれ「遊ぶってどんな意味がある?」「遊んでいるときに不自由さを感じたことは?」といったことを考えてもらい、「身近にあったらいいなと思う遊び場」をグループで話し合い、提案してもらいました。◀グループを代表して発表している様子◀1つの場所でいろいろなことができる遊び場のアイデア◀「バス公園」という斬新なアイデア子供からは「遊びを通して友達と仲良くなれる。」「体を動かすと気持ちがすっきりする。」といった「遊ぶ」ことの意味についての考えが寄せられ、「ボール遊び禁止の場所が多い。」「高学年向けの遊具が少ない。」「公園が狭く、小さい子もいる中で思い切り遊べない。」といった意見が出ました。遊び場の提案として、「ボール遊びができる場所」「天気に関係なく遊べる室内の遊び場」「自然に触れ合えるような公園」「赤ちゃんからお年寄りまで年齢に関係なく集まれる公園」といった自由な発想が寄せられ、それらの遊び場は「学校や家の近くにあるといい。」といった意見が多くありました。授業の最後には「みんなの意見を聴くことが楽しかった。」「自分たちの意見が実現したら嬉しい。」といった感想が挙がりました。今後、子供からの意見を参考に、子供の笑顔につながる「遊び」の環境づくりに取り組んでいきます。41組織横断の推進チームによるリーディングプロジェクトについて、子供の生の声を取組に反映させていくため、出前授業を実施しました!子供の笑顔につながる「遊び」の推進~西東京市立保谷第一小学校~子供との対話③(出前授業)

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