チルドレンファーストの社会の実現に向けた子供政策強化の方針2023
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○都市化の進展等に伴い、子供が自由に遊べる場所が少なくなっている。子供からは「公園でボール遊びが禁止で困っている」という意見が多く聞かれるなど、子供の遊び環境が大きく変容している。○さらにコロナ禍においては、感染防止対策として、友達と集まって遊び、交流することを控えざるを得ない状況が続いた。○子供は本来、自由な遊びの中で、挑戦したり、工夫したり、友達同士で関わり合いながら、様々な力を身につけていく。○こうした状況を踏まえ、都では、子供が思い切り遊び、健やかに成長していくために、ハード面の取組として、子供の遊び場づくりを進めている。○またソフト面の取組として、遊び体験イベントの実施やプレーリーダーの人材育成に着手するなど、「遊び」の環境づくりに向け、着実に取組を進めている。乗り越えながら、多様な経験を積み重ねることによって、実社会で生きる力を育む○社会の宝である子供が、健やかに成長していけるように、区市町村と連携しながら、「遊び」の環境を整備リーディングプロジェクトの現状とこれまでの取組35<推進チームの構成局>子供政策連携室、都市整備局、建設局、港湾局、教育庁子供の意見を踏まえて、子供の遊び場等を基盤整備する区市町村に対する支援を開始プレーパークやボール遊び場をはじめ、「学び」「居場所」「相談場所」「インクルーシブ」の機能も有する遊び場など、多様な遊び場づくりを推進「子供が“自由な発想”で“工夫”して遊ぶ」をテーマとした体験型プロジェクトを募集し、8プロジェクトを選定夏休みから年末にかけて、地域や自治体と連携しながら実施プレーパークでの遊び、水遊び、廃材を使った自由工作など多種多様な「遊び」体験の機会を創出3子供の笑顔につながる「遊び」の推進子供の「遊び」体験の機会の充実子供の「遊び」の環境整備子供の遊び場の創出子供が伸び伸びと遊び、他者との交流を通じて多様な体験ができる環境づくりに向け、多面的に取組を推進○子供は「遊び」を通じて、異年齢の子供や家族以外の大人等と関わりながら、様々なことに自ら挑戦し、時には失敗も

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