()場所・機会づくり人材確保発信令和元年度以降、小学校・中学校の男女共に体力が連続して低下。スクリーンタイムは増加小学校の体力合計点・スクリーンタイム(4時間以上)の割合世帯年収が300万円未満の家庭の子供の約3割が、直近1年間学校外の体験活動をしていない。近所付き合いは40年前と比較して減っている一方で、地域とのつながりがあった方が良いと考える人は多い。望ましい付き合いの程度無回答必要ない1.5%1.5%学校外の体験がない子どもの割合(直近1年間)地域での付き合いの程度プレーリーダーを主たる職業としている割合は3割程度である一方、アルバイトやボランティアなど雇用状況は様々である。(資料)文部科学省「令和2年度青少年の体験活動の推進に関する調査研究報告パンフレット(概要)」を基に作成(資料)特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会「第8回冒険遊び場づくり活動団体活動実態調査結果(令和2年実施)」を基に作成(資料)東京都福祉保健局「令和4年度東京の子供と家庭」を基に作成(複数回答)その他祖父母宅児童館友人宅放課後子供教室学童クラブ公園塾や習い事自宅7.0%6.4%7.0%8.8%10.5%24.2%25.5%28.527.9少ない12 歳(小学6年生)の頃の自然体験の機会主たる職業としている完全にボランティア体験活動の影響28.9プレーリーダーの雇用状況52.5%73.6%29.4多い33.3%26.1%良く付き合っている8.6%45.5%27.9%(点)5856545250(資料)スポーツ庁「令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果(概要)」を基に作成(資料)公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査最終報告書(令和5年7月発行)」を基に作成昭和58年令和4年(資料)内閣府「社会意識に関する世論調査」を基に作成スクリーンタイム︓平日1日当たりのテレビ、スマホ、ゲーム等による映像の視聴時間055.755.954.254.255.653.6H29H30R1スクリーンタイム(男子)体力(男子)29.9%20.2%300万円未満300〜599万円600万円以上世帯年収(税込)親しく46%付き合いはしている33.6%あまり16.1%全く3.9%付き合っているある程度付き合っている46.5%あまり33.1%全く10.3%11.3%(令和4年)挨拶する程度18.5%世間話をする程度20.9%困ったときに助け合う29.5%地域の行事等に参加する程度28.1%(%)3054.754.32052.552.310R3R4(年度)スクリーンタイム(女子)体力(女子)(調査︓令和4年10月)17「自歳尊高感校情2」年の生得点のアルバイトとして働いている「給与」ではないがお金は支給外で自由に遊ぶ場所・時間がない小学生が放課後に過ごしている場所は、「自宅」「塾や習い事」が多くを占めている。放課後に過ごしている場所(小学生・複数回答)体験活動は子供の成長に良い影響小学校の時の体験活動の機会が多いほど、その後の自尊感情等に良い影響がみられる。プレーリーダーの雇用状況は様々コロナ禍で子供の体力が低下経済状況により体験格差が生じている地域とのつながりが希薄子供の意見を反映した遊び場づくりの推進「遊び」を通じた多様な体験機会の充実子供の「遊び」を支える人材の確保36○全ての子供が身近な場所で、「遊び」を通じて多様な体験ができる環境づくりに向け、多面的かつ複合的に取組を推進子供の「遊び」を、大人目線ではなく、子供目線で捉え直し、子供の意見を反映した遊び場を整備プレーパークやボール遊び場をはじめ、地域資源を活用した多種多様な遊び場を創出経済的状況や障害の有無等にかかわらず、全ての子供が身近な場所で、「遊び」を通じて多様な体験ができる機会を創出子供と思い切り遊び、時に相談相手にもなり、子供が信頼を寄せる存在であるプレーリーダーが、持続的に活動できる環境を整備子供の「遊び」に対する地域社会への理解促進子供の「遊び」を通じて地域で交流できる機会をつくり、戦略的に発信していくことで「遊び」に対する社会の理解を促進課題分析3子供の笑顔につながる「遊び」の推進政策強化の方向
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