•有識者からの提言ユースヘルスケアの推進においては、若者が男○若者のみならず、保護者や教員などの周囲の大人も、ユースヘルスケアに関する知識を持つことが重要である。相談支援の実施○若者が利用しやすい窓口の形態(常設・非常設、対面・非対面)や条件(費用、匿名性)等を検討するとともに、相談以外でも行きたくなる工夫も必要である。○学校内外での周知が重要である。SNSなどのインターネットツールを用い、若者の声が反映されるとよい。○相談員は、批判やジャッジをせずに若者を理解し、信頼関係を築ける者である必要がある。医療機関への接続○必要に応じて医療機関につなげられるとよい。費用面での困りごとを抱える人に対するサポートが望まれる。○スウェーデンでは、国内で約250箇所のユースクリニックが設置・運営されている。○13歳から25歳までを対象に、思春期特有の心や身体、性の悩みや家族・友人との付き合い方などについて、対面やオンラインで専門家に無料で相談できる。○日本でも、産婦人科において相談ができる窓口があるが、利用者は限定的(提供)#なんでないのプロジェクト福田和子氏普及啓発ユースクリニックの様子19ユースヘルスケア女を問わず、自身のライフプランを充実させる視点で、思春期特有の健康上の悩みに幅広く対応する必要がある。【有識者から言及のあった事例紹介】<スウェーデンのユースクリニック><日本のユースクリニック>
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