チルドレンファースト 子供政策の加速に向けた論点整理
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養育者が困ったときや苦しいときに相談「子育て中の孤立や孤独」を感じる要因は行政とのつながりを拡充していく必要答えよりも、傾聴を求める傾向。相談内容に応じて相手を選択親親親○東京における子供(18歳未満)のいる世帯類型について、○このような状況の中、コロナ禍の影響に伴い地域との結び付きの低下が中長期化することが懸念され、孤立・孤独を感じる子供・子育て世帯の実情を踏まえ、一人ひとりに寄り添った支援が必要○フィンランドには、妊娠期から就学前まで、保健師などの専門○今後、全ての子供・子育て世帯へのサポートを強化するため、ネウボラの思想を踏まえつつ、「つながり」を重視した東京ならではの新たな仕組みを構築し、チルドレンファーストの社会を実現核家族の割合は94.6%と、全国の86.7%より高い状況。また、最年少の子供が6歳未満の家庭における共働き率は42.1%と、年々増加傾向(出典)総務省「国勢調査」(R2年)職が各家庭を担当し、子供やその家族に寄り添いながら支援する拠点であるネウボラが存在(資料)東京ティーンコホートHPより引用東京都医学総合研究所・社会健康医学研究センターが主催する研究プロジェクト(東京ティーンコホート)の一環として、青春期の健康・発達に関する調査を実施(資料)地域コミュニティ「ピアッザ」調べ「子育て中の孤立や孤独に関する調査」(2020年10月実施)を基に作成(資料)NPO法人チャイルドライン支援センター「2022チャイルドライン年次報告書」を基に作成答えが欲しい、実際に動いてほしいその他できる人の数が多いほど、子供が幸せコミュニケーションする相手の不足や断絶12.4%3.2%(資料)「株式会社マクロミル・認定NPO法人カタリバ協働調査2018年思春期の実態把握調査」を基に作成【ネウボラの特徴】Ⅰ:かかりつけの専門職が各家庭の相談に対応Ⅱ:子供の年齢に応じた切れ目ない支援Ⅲ:ワンストップ支援話を聴いてほしい、誰かとつながっていたい<どんなときに「孤立や孤独」を感じるか>子供の相談動機動機割合84.4%事項1位人間関係友人恋愛友人将来進路<家族以外で頼っている人、頼れたら嬉しい人>悩みの相談相手養育者が「困った時に頼れる人の数」と子供の幸せ指数との関係2位3位ネットSNSネットSNS友人ネットSNS【思春期】15~18歳24ネウボラ的仕組み:全ての子供・子育て世帯とつながり、サポートを強化人と人とのつながりが幸福度を高める聴いてくれる存在に対する高いニーズ

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