少子化対策の推進に向けた論点整理
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不妊を心配する夫婦の割合は4割近くにのぼるお見合い文化がなくなった結果、生涯未婚率が上がったという分析も行政だけでなく、民間企業とも協力しながら行うべき晩産化が緩やかに進んでおり、不妊治療など生殖補助医療についてサ生殖補助医療に取り組む女性は、仕事との両立に困難を抱えており、未婚女性は、妊娠・出産に対し、身体面から精神面・経済面結婚意思は男女ともに8割を超える都の若年層を対象とした調査では約7割が結婚意思ありと回答不妊治療は経済的・身体的双方で負担が大きい結婚意思はあるが独身でいる理由は、出会いの機会、個人の都に期待されている取組は交流の機会の提供等価値観によるもののほか、経済的理由等様々に至るまで様々な不安を抱えている9結婚に前向きな層は依然として多い独身の理由や求められる取組は様々ある。行政が結婚支援を実施することは一定の意味があるポートしていく必要ここのケアが大事妊娠・出産にあたっては、様々な不安が存在【有識者の意見】100%95.990%80%70%(資料)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向適当な相手にめぐり会わないから独身の自由さや気楽さを失いたくないから31.3%結婚資金が足りないから異性とうまくつき合えないから結婚する必要性をまだ感じないから今は、趣味や娯楽を楽しみたいから198219871992199720022005201020152021(資料)東京都「都民の結婚等に関する実態及び意識についてのインターネット調査」を基に作成※上位のみ抽出結婚するつもりはない(資料)東京都「若年層の結婚・子供に関する意識答えたくない10.5%18.2%いずれ結婚するつもり71.3%調査」を基に作成(資料)東京都「結婚から子育てに至る都民の意識調査」を基に作成40%30%20%10%0%(資料)東京都「結婚から子育てに至る都民の意識調査」を基に作成20.5%20.5%11.6%11.2%①身体の痛みや不調49.2% ②親になることへの不安48.0%③出産後の子育ての金銭的不安38.0% ④妊娠・出産にあたっての金銭的不安33.7%不妊について心配したことのある夫婦の割合と検査・治療経験○既婚者の不妊治療のイメージは、「経済的な負担がある」(71.7%)、「通院の回数が多い」(67.7%)、「体調や体力面で負担がある」(67.2%)が上位3つ(資料)国立社会保障・人口問題研究所「第16 回出生動向基本調査」を基に作成■検査・治療中■過去に検査・治療経験あり(検査・治療中を除く)■検査・治療経験不詳■検査・治療経験なし「いずれ結婚するつもり」と考えている未婚者(18歳~34歳)の割合94.2■男性■女性基本調査」を基に作成独身でいる理由84.381.4気軽に参加できる交流の機会の提供49.2%結婚しやすい環境の整備に資する取組(ライフ・ワーク・バランスの推進、若者の就職支援等)29.7%24.9%婚活アドバイス、若者の就職支援等、結婚に関して役立つ情報を総合的に発信するポータルサイト22.0%22.0%区市町村、非営利団体等が行う婚活イベント・パーティに関する情報の提供都に期待する結婚支援の取組都の若年層(18歳~29歳の未婚者)の結婚観に関する調査未婚女性の妊娠・出産についての主な不安31.126.125.814.5 13.0 12.1 11.5 1.2 200212.1 1.2 200514.9 1.5 201035.039.216.4 16.2 16.4 20.9 1.8 1.7 20152021①:出会い・結婚②:妊娠・出産

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