少子化対策の推進に向けた論点整理
14/28

男性の育業取得率は上昇しているものの、2割台にとどまる育業取得期間は、3か月未満が約4分の3を占める女性の就業率「M字カーブ」は概ね解消したが、正規雇用比率は30~40代の男性において週60時間以上勤務の割合が高い東京都の通勤時間は45分~1時間半未満が4割を超える全国は、30分未満が全体の5割を超える男性も女性も働きやすい労働環境整備を進めることが重要若い女性の正規雇用率は高くなっているので、出産等をきっかけ男性育業はインパクトが大きい。国の制度が整ったので、男性のテレワークは、コロナ禍で大幅に進んだが戻りつつあるテレワークの推進等を通じ、高いポテンシャルを持つ地域を活か20代後半をピークに右肩下がりの「L字カーブ」の傾向100%80%60%40%20%0%20.2 2.5 70%60%50%40%30%20%に辞めずに済む環境整備が重要家事育児分担に繋がる取組を工夫する必要していくべき全国85.1%23.826.2全国14.0%13仕事と育児を両立できる環境の整備が必要【有識者の意見】100%80%60%40%20%0%45分~1時間半(資料)東京都「東京の労働力(労働力調査結果)令和4年平均」を基に作成(資料)内閣府「令和4年度男女共同参画白書」を基に作成4.7%85.9 63.8 54.0 22.4 就業率15~2425~34週60時間以上勤務している長時間労働者の割合(全国)30代男性40代男性9.6%9.9%東京自宅その他6.0%1時間半以上30分未満27.3%30~45分19.5%45分~1時間半78.3 78.5 44.1 33.6 正規雇用比率35~4445~54男性平均女性平均7.7%全国1時間半以上3.7%25.2%30~45分16.2%自宅その他3.6%(資料)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」を基に作成※ 単位未満四捨五入のため、合計が100%にならない69.0 22.7 55~64男女計1.8%5.0%(歳)65~(資料)東京都「令和4年度東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書」を基に作成3月4月7月10月1月4月7月10月1月4月20232.7%育業取得期間(都内民間)0.5%1.1%0%3.3%46.7 7.1%8.7%■~5日未満■2週間~1か月未満■1~3ヶ月未満■3~6ヶ月未満■1年未満■1年6ヶ月~3年未満■3年以上■無回答※ 単位未満四捨五入のため、合計が100%にならない(資料)東京都「テレワーク実施率調査結果」を基に作成■5日~2週間未満■6ヶ月~1年未満■1年~1年6ヶ月未満42.4%女性の年齢階級別正規雇用比率(都)家計を主に支える者の通勤時間30分未満51.2%93.995.995.694.896.094.1男性女性12.316.611.814.5201720182019202020212022202020212022育業取得率の推移(都内民間)テレワークの実施状況65.0 24.0 9.3%15.8%13.1%38.3%⑥:職場環境

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る