少子化対策の推進に向けた論点整理
8/28

年年年5007長期トレンドで見ると、婚姻件数の減少に応じて、出生数も減少夫婦の最終的な平均出生子供数(完結出生児数)は、緩やかに「子供0人又は1人の夫婦」の割合が増加し、「子供2人の夫都では、男性の3人に1人、女性の4人に1人が結婚経験がない都の平均初婚年齢は、2010年以降30代前半で高止まり日本の少子化の大きな要因は未婚化・非婚化全国レベルで結婚行動と夫婦の出生力の要因を分析した結果、結婚少子化の要因を分解してみると、近年は有配偶出生率が出生数を押し下げていることが分かる。結婚している人も出生意欲が低下していることを示唆している生涯未婚割合は大きく上昇婚姻件数と出生数は連動して推移減少傾向婦」の割合が低下行動の変化が出生率低下に大きく寄与夫婦の最終的な平均出生子供数は緩やかに減少【有識者の意見】40%30%20%10%0%(資料)国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2022」(出生数・万人)25201510(資料)厚生労働省「人口動態調査」及び東京都「人口動態統計」を基に作成195019701990■都(男性)■都(女性)■全国(男性)■全国(女性)を基に作成※2020年については配偶関係不詳補完結果に基づく195019601970※2022年については概数198019902000200020102020*28.2517.8175,170件(2022年)91,097人5(2022年)(資料)厚生労働省「人口動態調査」を基に作成(婚姻件数・万件)■婚姻件数■出生数151020102020男31.8歳女29.9歳男32.4歳女30.5歳100%男32.1歳女30.4歳75%50%25%0%完結出生児数(人)(資料)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(2021年)」を基に作成4.2%4.3%30.2%22.4%56.0%53.2%8.9%3.4%200211.7%5.6%2005■0人■1人■2人■3人■4人以上2.2%3.3%19.4%17.9%56.2%54.1%15.9%6.4%18.5%201020156.2%3.2%18.6%50.8%19.7%20217.7%50歳時の未婚割合(生涯未婚率)の推移(都・全国)婚姻件数と出生数の推移(都)140,748件(1970年)229,687人(1970年)▲47%▲60%平均初婚年齢の推移(都)32.15201023.7920152020夫婦の完結出生児数と夫婦の出生子供数の割合(結婚持続期間15~19年)(全国)2.23 2.09 1.96 1.94 1.90未婚化が進行するとともに、子供数が0人又は1人の世帯が増加

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る