戦略1子供の笑顔のための戦略‣ひとり親家庭が安定して養育費を取得できるよう、保証会社との養育費立替保証契約の締結に係る保証料、公正証書等による債務名義の作成に係る公証人手数料や戸籍抄本等の書類取得費用等を支援する。具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度ひとり親家庭支援センターによる支援ひとり親家庭等生活向上事業25区市町村事業実施区市町村の増加生活相談、養育費相談、就業支援等の実施【里親制度など社会的養護体制の充実】‣里親委託推進と里親支援のため、里親家庭への訪問支援や里親等の相互交流、未委託の里親に対するトレーニング、里親の開拓、里親フォローアップ研修等を里親支援機関に委託して実施する。‣里親のリクルート及びアセスメント、里親に対する研修、子供と里親とのマッチング、里親家庭への訪問支援、里親委託措置解除後の支援等を包括的に民間機関に委託し、一貫した体制の下で継続的に里親支援を行うフォスタリング機関事業をモデル実施する。モデル実施の評価・検証を行いながら、令和6年度には全ての都児童相談所担当地域での実施を目指し、里親委託推進体制を強化する。‣養育家庭等に対し、認証保育所等の費用を都独自に支援するほか、高校生の学習塾費用等について国の基準に加算を行い支援の充実を図る。また、委託候補児童との交流中に要する交通費等を補助する。‣社会福祉法人等によるファミリーホームの設置促進を図るため、職員体制等に対する支援の充実を図る。‣家庭で適切な養育を受けられない新生児について、養子縁組が最善と判断した場合に、早期に特別養子縁組が行えるよう、新生児と養子縁組里親の交流支援等を実施する。‣児童をできる限り良好な家庭的環境で養育するため、地域の民間住宅等を活用し家庭的な環境で養育を行うグループホームの設置を促進するとともに、職員体制等に対する支援の充実を図る。‣ケアニーズを抱えた児童養護施設入所児童に対して、治療的・専門的ケアができるよう、精神科医の配置などにより体制等を強化した専門機能強化型児童養護施設を整備する。‣児童養護施設入所児童の自立支援を図るため、入所中の自立に向けた準備から退所後のアフターケアまでを担う自立支援担当職員や自立支援コーディネーターを児童養護施設に配置する。9
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