『未来の東京』戦略 3か年のアクションプラン
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【予防・医療・共生の観点からがん対策を強化】[予防]‣がん検診受診率の向上に向け、がん種ごとに重点啓発対象となる年齢層等を明確化し、関係機関との連携や女性の健康をサポートするポータルサイト「TOKYO#女子けんこう部」の活用等による普及啓発を展開する。‣区市町村で実施するがん検診の質を向上させるため、全国がん登録情報とがん検診台帳の照合データの分析・評価に関するモデル事業や、データ活用に必要な検診台帳の整備への支援を実施する。‣質の高いがん医療の提供や地域のがん医療水準の向上のため、国が指定するがん診療連携拠点病院や、それと同等の高度な診療機能を有する病院として都が指定する東京都がん診療連携拠点病院を整備し、機能向上を図る。‣がんゲノム医療拠点病院である駒込病院において、認定遺伝カウンセラーの養成やがんゲノム医療外来の運用を行うとともに、都立・公社病院全体で同外来を積極的に活用し、多くの患者に対して治療機会を提供する。‣都内の小児・AYA世代がん診療に携わる医療機関による診療連携・相互支援のため、ネットワークを整備する。また、地域の医師等に対して、小児がんに関する研修を実施する。‣がん治療により生殖機能が低下する又は失う可能性がある若年がん患者に対して、生殖機能温存治療費を助成する。具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度がん検診受診率向上に向けた取組がん検診の普及啓発を実施女性の健康をサポートするポータルサイト開設がん登録の活用によるがん検診精度管理向上ー子宮頸がん・乳がん検診の受診促進を一層推進サイト等を活用した普及啓発を展開モデル事業(1自治体)、がん検診台帳の整備に向けた区市町村支援を実施[医療]具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度がんの医療提供体制の整備都立病院におけるがんゲノム医療の実施駒込病院でがんゲノム医療外来を運営がん診療連携拠点病院(28か所)、東京都がん診療連携拠点病院(7か所)を整備し、機能向上がんゲノム医療外来の運営及び都立病院全体での活用の検討(地方独立行政法人移行後は、法人において実施)戦略8安全・安心なまちづくり戦略189

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