『未来の東京』戦略 3か年のアクションプラン
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戦略10スマート東京・TOKYO Data Highway戦略【内部事務のデジタル化】‣都庁システムの基盤ネットワークの機能強化として、クラウドサービスの活用に必要な経路の整備・運用を行う。‣デジタルの導入に関する都・区市町村合同勉強会を実施するとともに、都内の区市町村とのデジタルに関する知識の共有等を図るためのSaaSを用いたポータルサイトを開設する。‣給与・旅費等事務を集中的に処理する総務事務センターを設置・運営し、各所属で重層的に処理している事務を集約するとともに、権限及びフローの見直し、デジタル技術の活用など抜本的なBPRを図り、将来を見据えて機能強化・効率化を図る。‣医療法人に関する申請や届出等の手続等の利便性の向上、簡素化、効率化を図るため、医療法人台帳のオンライン化を推進する。(再掲:戦略8)‣固定資産GISの構築と地番図データの整備を行い、税務事務への活用と庁内各局のその他業務領域へのデータ活用を推進する。‣採用試験合格者への採用面談において、Web面談の実施や面談時の結果を採用管理システムに入力できるように改善するとともに、同システムを活用した合格者情報の一元的な管理を行う。‣有為な人材を幅広く採用できるよう、ホームページやSNS等による情報発信を強化するとともに、Web型セミナーなどオンラインによる積極的な広報活動を拡充する。‣即戦力人材を採用するキャリア活用採用選考(ICT区分)においてオンラインを活用した面接(Web面接)を先行実施し、順次他の試験にも拡大することで、採用試験における受験者の利便性の向上を図る。‣契約・支出関連事務の最適化・効率化、デジタル化に向けて、業務フロー見直しやシステム再構築等の全体的な考え方を整理し、事業者からの資料提出のデジタル化、内部事務におけるワークフロー等の導入に向けた取組を推進する。‣紙ベースを主体とする契約関連事務の現状分析、調査、検討等を行い、デジタルファーストに向けた契約事務の見直しを行う。‣会計事務について、デジタルを前提としたBPRや新たな業務フローの構築を行った上で、関係局と連携し起案から支払まで一連の業務プロセスをデジタル化し、各手続で別々に構築されているシステムの改修や再構築等によるデータ連携を行う。260

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