「未来の東京」戦略 version up 2022 3か年のアクションプラン
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老朽化が進み、更新時期を迎える橋梁やトンネルに加え、共同溝等の道路施設について、計画的な予防保全型管理を現在進めている既設グラウンドアンカーの経年劣化対策を着実に推進し、法枠などその他の斜面対策施設にも経年劣水害・土砂災害などから人命・財産を守る河川砂防施設等の治水・防御機能が確実に発揮されるよう、事業費の平準予防保全型の管理手法に基づく計画的な補修等により、地下鉄構造物の長寿命化を推進する。また、都営三田線で車新交通システムや都市モノレールについて、大規模修繕計画に基づき、更新時期や事業費の平準化を図りつつ、必要276【インフラの予防保全型管理の推進】[道路施設等の予防保全型管理]行うとともに、点検・調査の課題解決に向け、ロボット技術や非破壊検査技術等の点検支援技術の実務への導入を行うことで、高度化・効率化を図る。また、道路法に基づく定期点検を着実に推進し、点検結果を踏まえた長寿命化対策を推進する。【拡充】化対策の対象を拡大する。(再掲:戦略17)【新規】[河川施設等の戦略的維持管理]化を図りつつ必要な対策を適切に講じることで、都民が安全・安心に暮らせる社会の実現を目指す。[港湾施設等の予防保全型管理]「東京港港湾施設等維持管理計画」に基づき、港湾施設・海岸保全施設について計画的かつ的確な予防保全型維持管理を推進していくことで、施設の健全性を確保するとともに、効果的、効率的な施設管理を実施する。また、建設から40年が経過した橋梁・海底トンネルの長寿命化対策を推進する。[都営地下鉄施設等の予防保全型管理]両情報収集システムを構築し、車両更新に合わせて順次導入を進め、より効果的な予防保全を目指す。[新交通システムや都市モノレールの老朽化対策]な対策を適切に講じることで、道路の多機能性・重層性を健全に担保する。戦略9都市の機能をさらに高める戦略4.首都東京を支えるインフラの維持・更新の高度化

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