「未来の東京」戦略 version up 2022 3か年のアクションプラン
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インクルーシブな教育に資する先駆的な取組を行う区市町村を支援し実践的研究を行うとともに、区市町村協議会に支援員の拡充や特別支援教育コーディネーターの業務を補助する人員を配置する区市町村に対し、財政的な支援を行区市町村教育委員会等向けに開催する就学相談担当者講習会の内容充実を図る。「特別支援教室指導事例等検索サイト」(2020年度構築)を運用し、区市町村の垣根を超えた情報共有を図る。特別支援教室を導入する小中学校1校当たり1名の専門員を配置する。2022年度から全都立中学校・中等教育学校前期課程、都立小学校に特別支援教室を導入する。また、特別支援教室の都立高校において通級による指導を実施し、教員と外部人材によるチームティーチング形式の指導を行う。また、都立高校に通う発達障害等のある生徒に対して、土曜日等を利用して、社会的スキルを学習するコミュニケーション51【インクルーシブな教育の推進(公立小中学校・都立高校)】おいて、実践的研究の情報を共有し、区市町村が取り組むインクルーシブな教育の促進策を検討する。う。また、2022年度については、新型コロナ対応で財政状況の厳しい区市町村に対し事業着手を促すことが重要であることに鑑み、2021年度に引き続き補助率の特例措置を延長する。【拡充】授業をイラスト化した授業のポイント等の解説を加えた動画を作成し、教員の専門性向上を図る。【拡充】2022年度からは、新たに近隣の特別支援学校と都立高校を結ぶネットワークの構築、高校・特別支援学校の教員や外部人材等が参加するワークショップの開催、通級指導の対象である4障害の概要や支援方法等を学べる動画の作成を行い、通級による指導を充実させる。【拡充】アシスト講座を実施する。戦略2子供の「伸びる・育つ」応援戦略インクルーシブな教育の促進特別支援教育に関する小中学校への支援区市町村を支援し実践的な研究を実施特別支援教育支援員の配置促進事業の実施/特別支援教育コーディネーターの業務補助事業の実施成果の普及具体的な取組2021年度末(見込み)2022年度年次計画2023年度2024年度

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