17調整本部による広域的な入院・入所調整入院調整•当初、感染症法等に基づき、各保健所がそれぞれの患者の状況に適した入院先の調整を行ってきたが、令和2年4月、都は入院調整本部を設置し、保健所からの依頼を受け、患者の重症度、基礎疾患の有無、住所地等を踏まえ、入院先医療機関の調整を実施•令和3年1月からは、夜間入院調整窓口を設置し、夜間の調整業務等にも対応宿泊施設への入所調整•都は、陽性者の医療・療養が適切に行われるための判断ツールとして、東京iCDCの専門家の知見に基づく、「新型コロナウイルス感染症患者の療養/入院判断フロー」を作成し、保健所と共有•軽症者や無症状者について、保健所からの依頼を受け入所先を調整。また入院治療後、引き続き療養が必要な軽症者についても、病院からの依頼に基づき、入所調整を実施•保健所の負担軽減を図るため、保健所からの調整依頼に基づき、宿泊療養決定に関する連絡等にも対応転院調整•新型コロナの回復期以降、新型コロナ以外の疾患の入院管理が必要な患者を受け入れる医療機関を回復支援病院として確保(約200病院・約1,000床)•「多職種連携ポータルサイト」の「転院支援システム」を活用し、医療機関間の転院調整を支援•病院間での転院調整が困難なケースは、入院調整本部が調整•令和2年4月、新型コロナ入院調整本部を設置し、保健所からの依頼を受け、広域的な入院・入所調整、病院間での転院調整を実施入院調整本部の構成:福祉保健局及び病院経営本部職員、医師(東京DMAT)、看護師等新型コロナウイルス感染症患者の療養/入院判断フロー対策強化-15-
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