-35-検査体制の整備①(1)第6波までの都の取組<検査体制の拡充>•流行初期においては、コロナ疑い患者の診療・検査の実施は、令和2年2月に設置された帰国者・接触者外来(新型コロナ外来)のある一部の医療機関に限定•感染拡大時の検査需要に対応するため体制を順次拡充(1日最大検査処理能力:令和2年7月約8千件⇒ 令和4年4月約29万件)•令和4年2月全ての診療・検査医療機関を公表(同年5月現在で約4,500か所)、身近な地域で迅速に受検できる体制を整備•令和3年12月から、イベントや旅行等の活動に際しての陰性確認や、感染不安を感じる無症状者のための無料検査を開始。令和4年4~5月のゴールデンウィークには、主要駅等において帰省・旅行等の前後の陰性確認のための検査を実施。感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けた検査機会を提供•令和3年末から翌年2月にかけて、羽田・成田空港の国際線到着出口においてPCR検査キットを配布。さらに、令和4年2月から、発熱外来等に患者が集中している状況を踏まえ、緊急的な混雑緩和策として、無症状濃厚接触者に検査キットを個別配布<集中的検査等の戦略的展開>•令和3年2月から、重症化リスクの高い高齢者・障害者入所施設において、また、令和3年4月から、重症化リスクの高い患者等が入院する病院において、職員等を対象とした集中的検査を開始し、同年4月から毎週1回実施•令和4年2月からは、通所・訪問系の事業所、ワクチン接種対象外の子どもが集団生活を送る小学校・保育所等の職員へ検査対象を拡大し、同年4月から毎週2~3回実施•また、令和3年4月から、感染拡大の予兆を捉え、早期の対策に繋げるため、リスクの高い場所等でモニタリング検査等を実施している。国と連携し、繁華街、飲食店、事業所、駅前、空港、大学等で検査を実施(令和3年12月からは都単独で実施)‣新型コロナの感染拡大防止に向け、検査体制を順次拡充するとともに、感染状況に応じ戦略的な検査を実施
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