-46-健康観察・自宅療養支援③(2)成果と課題•自宅療養者フォローアップセンターでは累計142,869人(令和4年3月31日現在)の健康観察を実施するとともに、パッケージ化された食料品の配送を累計226,830件(令和4年3月31日現在) 実施•うちさぽ東京の設置によって、自宅療養者が、食料品やパルスオキシメーターを直接申し込めるようになった結果、保健所を通さずに迅速に届けることができた。さらに、WEB申し込みを可能にした結果、電話応答率も9割後半を維持するなど、円滑な相談対応を続けることができた(電話対応件数:累計206,647件(令和4年3月31日現在)、WEB受付件数:累計246,839件(令和4年3月31日現在))•医療機関による健康観察事業については、令和3年12月の事業開始以降、医師会等の協力も得ながら順次拡大し、令和4年5月6日現在1,801か所の診療・検査医療機関等が登録し、保健所とも連携しながら、第6波の感染拡大状況下における自宅療養者への健康観察を担っている•医療支援強化事業では、電話・オンライン診療と往診をあわせて10,286件(令和4年3月31日現在)の診療を実施し、さらに令和4年1月以降に新たに開始した往診体制強化事業では、電話・オンライン診療と往診をあわせて2,237件(令和4年3月31日現在)の診療を実施し、自宅療養者等の医療ニーズに対応•医療機関とも連携し、保健所の業務負担の軽減や、自宅療養者の容体急変時の迅速な対応などの課題に対処することができたが、今後の感染拡大時には、感染状況や流行する変異株の特性に合わせて、これまで構築した自宅療養支援の枠組みを活用しながら柔軟に対応していくことが必要•施設内療養に伴う入所者のADL低下に対し、早期からのリハビリ提供体制の確保が必要
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