新型コロナウイルス感染症対策に係る東京都の取組-第1波から第6派までの状況-
51/174

-49-ワクチン③(2)成果と課題•区市町村との連携や、都大規模接種会場の運営等により、接種を推進していく体制を確立し、令和3年7月には、1日当たり最大22.8万回の接種能力を実現。都内全人口の2回目接種完了者は、令和3年11月には70%に到達、令和4年5月時点で約80%の接種率へ到達•大学や企業など様々な団体との連携・協働により、2回目までの接種において、職域接種で670万回以上、都の大規模接種会場で115万回以上の接種を実施•国から区市町村へのファイザー社製ワクチンの供給が停滞した際は、都大規模接種用に割り当てられたワクチンの約3分の2を区市町村に提供し、区市町村における接種体制維持を支援•3回目接種において、接種会場まで足を運べない高齢者等に対しワクチンバスの運行により接種を実施したことは接種促進に有効•3回目接種完了者は、都大規模接種会場の増設等迅速な接種体制整備により、令和4年3月末日時点で40%に到達し、令和4年5月時点で約55%の接種率へ到達•3回目接種の際、接種間隔に係る国の方針が度々変更となり、実施主体である区市町村の混乱を招いたことから、ワクチン接種を円滑に進めていく上では、国による早期、適時の情報提供や地方自治体とのきめ細かな連携が必要

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る