新型コロナウイルス感染症対策に係る東京都の取組-第1波から第6派までの状況-
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-59-<モニタリング会議・東京iCDC>・令和2年7月から、モニタリング会議を設置し、専門家による感染状況や医療提供体制の分析を踏まえて、必要な対策に繋げてきた。・令和2年10月には、効果的な感染対策を一体的に実施する常設の司令塔として東京iCDCを立ち上げ、専門家ボード等を設置し、専門的な観点から調査・分析、情報収集・発信などを行ってきた。・東京iCDCの専門家による知見や科学的エビデンスに基づく有効な感染防止対策等を、実効性のある取組とするため、都民・事業者への呼びかけなど様々なチャネルを通じて積極的な情報発信を行った。・東京iCDCに医師や看護師等で構成する感染対策支援チームを設置し、保健所と連携して、新型コロナクラスターの発生した施設等を訪問し、感染拡大防止のためのゾーニングなど、感染管理に関する指導・助言を行った。<相談・検査体制>・流行初期には、新型コロナに係る知見が少なく都民に不安が広がる中、新型コロナウイルスに感染した可能性のある方からの相談に対応するため、新型コロナ受診相談窓口を設置し、都民への正しい知識と情報の提供を行うとともに、感染が疑われる患者には、専門の新型コロナ外来を紹介し、適切な医療へ繋いできた。・その後、看護師・保健師等による相談体制の強化や多言語対応等の発熱相談センターの体制強化(340回線に拡大)など、症状等に応じた相談窓口の機能分化や、医療機関案内の専用ダイヤル化など相談体制の充実を図ってきた。取組のまとめ

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