『未来の東京』戦略 附属資料
12/34

○出生数は戦後、1967年の24万人をピークに1973年まで23万人前後で推移した後、15~49歳女性人口の減少、未婚率の上昇、平均初婚年齢の上昇等による少子化の影響により減少傾向となり、1989年以降は10万人前後で推移した。○死亡数は高齢化による老年人口比率の上昇により、1956年以降緩やかな増加傾向が続き、2019年には戦後最多の12万人となった。○出生数から死亡数を差し引いた自然増減は、1945年を除き1920年以降一貫して自然増が続いたが、1967年をピークに縮小し、2012年以降は自然減に転じた。○転入者数は高度経済成長期前半における若年層の流入などにより増加したが、1965年の69万人をピークに低成長経済への移行や少子化の影響等により減少し、2020年には40万人となった。○転出者数は郊外における宅地開発の進展等により、1973年に80万人に達したのち減少傾向となり、2020年には36万人となった。○転入者数から転出者数を差し引いた社会増減は、1967年から1996年まで社会減の傾向が続いたが、いわゆる都心回帰により、1997年以降は社会増の状況が継続した。(3)出生数、死亡数、転入者数及び転出者数の推移(資料)「国勢調査」(総務省)、「東京都の人口(推計)」(東京都総務局)、「住民基本台帳人口移動報告」(総務省)、「人口動態統計」(厚生労働省)より作成(備考)1.総人口は各年10月1日時点の人口、国勢調査の年(1945年及び2020年を除く。)は国勢調査人口であり、その他の年次及び2020年については、国勢調査の基準人口に住民基本台帳の増減数を加えて算出した推計人口2.1945年の人口は、昭和20年人口調査(11月1日現在)による人口3.出生数及び死亡数は1920年以降2019年まで、転入者数及び転出者数は1954年以降2020年までの推移4.総人口には外国人が含まれるが、それ以外は外国人を含まない数値01これまでの東京都の人口24 10 12 69 40 80 36 02004006008001,0001,2001,400010203040506070809010019201930194019501960197019801990200020102020総人口(万人)出生数・死亡数・転入者数・転出者数(万人)出生数死亡数転入者数転出者数総人口自然減社会増(年)11

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る