<安全安心>‣ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが公表する「Safe Cities Index 2019(世界の都市安全性指数ランキング2019)」において1位を獲得するなど、世界に誇る治安の良さをはじめ、都市の安全性が高度に確保されている。‣河川の護岸や調節池、下水道の貯留施設、海岸保全施設等の整備をはじめ、ハード・ソフト両面から、災害に対する対策を進めてきており、他の大都市と比べ、災害に対する備えが着実に行われている。<都市インフラ>‣三環状道路の整備や羽田空港の機能強化など、交通インフラが高度に整備されつつある。‣公共交通機関の正確なオペレーションにより、鉄道などがほぼ時間通りに運行されている。‣リニア開通により、世界の都市にはない大きな経済圏が誕生し、日本全体の経済発展に大きく貢献できる。‣首都圏空港の航空需要に対する機能強化が不十分であり、国際線直行便就航都市数が少なく、ビジネスジェットの発着枠の確保も課題。空港へのアクセスも弱い。‣都市インフラの長寿命化や効率的な維持管理における、3次元データ、ドローンなど、最先端技術の開発が途上。‣渋滞対策や鉄道の混雑対策、バリアフリー対策など、快適な都市の実現に向けた取組は道半ば。‣自然災害発生に伴うリスク。首都直下地震への備えなど、耐震化対策、不燃化対策といった取組や、想定を超えた豪雨や暴風への取組が課題。‣人口減少社会の到来により、今後は、空き家の総量の増加が見込まれる(平成30年:約81万戸)。市場に流通しない空き家の除却や有効活用が課題になる。‣EC市場の更なる拡大など、物流需要の増加が見込まれる中、物流機能の強化に課題。‣都市インフラの整備が進む一方、公共空間や公開空地などの都市のオープンスペースは十分に利活用されていない‣感染症に強い都市の実現に向けた、感染症対策を担う人材の育成、デジタル技術の活用に課題。【強み】世界の都市にはない高い安全性と利便性が存在する【弱み】都市インフラの機能強化等の取組は道半ば安全安心、都市インフラ4
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