2日日の視察は、台湾中部の南投県にある内政部消防署訓練センター及び台北市内の台北101ビルの視察を行いました。内政部消防署訓練センターは、2010年1月に開設された台湾最大の消防訓練センターで、広大な敷地と最新の訓練設備を備えています。ここには、会議施設や研修生用の宿泊施設をはじめ、航空機災害を想定したボーイング737のシミュレーション機体や、大きな人工河川を利用した水上・激流救助訓練施設、住宅・工場・映画館等さまざまな火災現場が体験できる模擬訓練施設など、あらゆる想定の災害訓練現場が用意されています。また、これらの訓練現場はすべて管理塔のコントロールセンターで一括して制御されています。参加者からは、施設の素晴らしさに感嘆の声があがり、設備の内容や、訓練プログラムについて質問が相次ぎました。
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