視察初日は、東京の3R(Reduce, Reuse, Recycle)の取組を理解するため、豊島区でのごみ収集作業現場から始まりました。バンコクでは住民に廃棄物の分別がまだ浸透しておらず、収集作業にも時間を要するとのことで、集積所に規則正しくごみが分別され、時折住民も協力して手際よく収集作業が行われている様子に、研修生は驚きを隠せない様子でした。ごみ袋は有料であるのか、処理費用はかかるのか、なぜ人々が協力的なのか等について、研修生からは実務的な質問が相次ぎました。 また、粗大ごみについて、収集を担っている民間事業者とその中継所、また粗大ごみの修繕と展示販売を行っている区のリサイクルセンターなどを視察し、自治体と民間が役割分担し、廃棄物の減量化に努めている仕組みを学びました。
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