ジャカルタ市制484周年記念として開催された「2011エンジョイジャカルタ記念バスケットボール大会」。今年は東京代表チームとして2010年インカレ3位の明治大学を率いて参加しました。
対戦相手は、ジャカルタ選抜チームとジャカルタペラダポンチーム、そしてバンコク、ソウルの代表チーム。今回、ソウル代表として参加した高麗大学は明治大学バスケットボール部と長年交流があり、監督同士が親しく会話を交わすなどスポーツを通じての国際交流の深まりを感じました。
さて、試合結果は?
点数が拮抗する熱の入った試合が繰り広げられる中で東京代表チームはあと少しのところで競り負けてしまう試合が多く、残念ながら5チーム中5位でした。毎日、試合終了後は反省ミーティングとなってしまいましたが、そんな彼らをじっと待っている若者たちが・・・。
実は、圧倒的にジャカルタチームの応援が多い中、東京チームのファンがしっかりいて試合を応援してくれ、試合終了後、サインをもらうために待っているのでした。ヒジャブ(スカーフ)を巻いた女子学生を中心に男子高校生など皆、現地の若者たちです。それぞれ好きな選手がいて、人気の高い選手の前には列が出来ていました。並んでいる女子学生に「日本人の選手はかっこいいの?」と聞いたところ「キュート!」との答えが返って来ました。これも、東京をアピールする機会となっているのかも知れません。 |
ジャカルタでの10日間はジャカルタ市の職員の皆さんの温かいおもてなしの中、大会をはじめとして市内の見学を通し、今まさに発展のさなかにあるジャカルタの活力を感じる日々でした。
3月に起きた大震災へのお見舞いの言葉も多くいただきましたが、「東京は大丈夫です。元気です。」と伝えると、各都市の役員の皆さんから「8月には、『2011ジュニアスポーツアジア交流大会』で行きますよ。また、東京でお会いしましょう。」との言葉が返って来ました。アジアの各都市との心の触れ合いを実感する大会でした。 |