2月3日、東京都は帰宅困難者対策訓練を実施しました。
東日本大震災では、都内の交通機関が麻痺し、多くの外出者が帰宅困難となりました。
今回の訓練は、行政や民間事業者等社会全体で対策に取り組むことを目的に、1万人が参加した大規模な訓練となりました。
今回はアジア通信編集担当自ら「帰宅困難者」として訓練に参加。災害発生時の行動ルールを学んできました。
「むやみに移動を開始しない」
午前10時、マグニチュード7.3、震度6の地震が発生した、という想定で訓練はスタート。その時、筆者のもとに緊急速報メールが・・・。
まずは身の安全の確保、家族の安全の確認は災害用伝言サービスを活用。そして、帰宅は控えるように、とのこと。東日本大震災では、鉄道の復旧の見通しが立たず、東京都内で帰宅困難者がおよそ350万人発生しました。その時の混乱の様子と、不安を感じた自分自身の記憶が蘇りました。
首都直下型地震発生直後は、救助活動や消化活動、緊急輸送活動等を迅速に行う必要があります。帰宅困難者の発生による混乱を防止するため、東京都は「むやみに移動を開始しない」という基本原則を示しています。
では、どこへ避難?ワンセグ中継やツイッターなどのSNSを利用して情報のチェック。一時滞在施設はどこに設置されているのか、早速情報を入手しました。
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(左)一時滞在施設の情報をワンセグ中継でゲット。
(右)「都庁の第1本庁舎・第2本庁舎・議会棟において、帰宅困難者の受入れが始まっています」
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