四谷消防署での見学
一つ一つの説明に質問が尽きない
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消防博物館
子供から大人まで楽しめる興味深い展示がたくさん
2013年11月20日から23日まで、東京都が実施する総合防災訓練にアジア各都市の救助隊を招き、合同で訓練を行いました。本事業は、ANMC21共同事業「危機管理ネットワーク」の取組の一つ。救助技術等のノウハウを共有し危機管理に係る人材を育成するだけでなく、実災害時の国際協力の基礎ともなるアジア都市間の人的ネットワークの構築を目指しています。今回は、ソウル、台北、オブザーバーとして新北から14名の救助隊員が参加しました。
プログラム初日は、東京消防庁の事業を広く理解するため、四谷消防署や消防博物館など都内消防関連施設の見学、また、東京消防庁の取組についての講義を聴講しました。四谷消防署では、資器材や車両に加え、訓練所や休憩所など、東京消防庁職員が実際に勤務している環境を間近で見学することが出来ました。隊員たちは、東京都内の消防署の数や規模を自分の都市と比較しつつ、署の設備や装備品についての説明に頷いたり、時折驚いた様子を見せました。
プログラム2日目、3日目は、消防庁第9消防方面本部消防救助機動部隊(9HR)との技術交流や意見交換、総合防災訓練本番に向けた事前訓練を行いました。9HRは、NBC(核、生物、化学)災害をはじめ、震災や大規模災害に対応できる部隊として、2013年3月に発足した新しい部隊です。講義や見学を通じて部隊の概要を理解した後、毒物事故に巻き込まれた被害者を救出する、という想定の訓練を見学しました。
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