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東京都は、11月16日から18日までの3日間、東京グローバルパートナーズセミナーを開催しました。北京、ベルリン、ジャカルタ、ロンドンなど世界の主要都市から、知事や市長のもと都市外交の推進を担う10名の統括責任者が集い、都市間連携の促進を見据えた活発な意見交換等を行いました。
現在東京都は、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の成功や、世界の大都市に共通する課題の解決、グローバル都市東京の実現に向けた施策を精力的に展開しています。より良い施策を実施していくために、都市外交を推進し、海外都市との「教え・教えられる関係」の構築に取り組んでいます。そして、今後一層、連携・協力の輪を拡げ、オリンピックの開催年である2020年までに、世界の30都市との関係を構築していくことを目標に掲げています。
東京グローバルパートナーズセミナーは、東京が目指す都市外交の実現に向けた新たな一歩としての取組であり、世界における都市外交のキープレーヤーたちによるフェイス・トゥ・フェイスでの議論を通じ、今後の連携を推進していくことを目的としています。
3日間のプログラムで、出席者は舛添都知事と対話した後、「環境政策」・「観光政策」をテーマとして、それぞれの都市の課題を共有し、施策を紹介しました。また、オリンピック・パラリンピック東京大会の会場建設予定地や、水害対策のための地下調節池を視察したほか、水素社会の実現に向けた燃料電池自動車の試乗など、東京が未来を見据えて進める代表的な取組や都市インフラを、実際に見て、体験してもらいました。
舛添知事は参加者に対し、「現在、世界を動かしているのは、都市の力です。都市には都市にできる外交があります。皆さんの活躍により、私達の都市がより緊密に結びつき、双方の明るい未来を築いてもらえることを、心から期待しています」と語りました。
東京は2020年に向けたダイナミックな変容を目指し、海外の都市との連携や協力を推進力に、一つ一つ、着実に取組を進めています。みなさんもぜひ再び東京を訪問し、大きな変貌を遂げつつある東京の姿を実際に見てください。