『未来の東京』の実現に向けた重点政策方針2023
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脱炭素化の一層の加速には、新たな再エネ発電技術やSAF・合成燃料等のカーボンリサイエネルギー自給率が低く、化石燃料への依存度が高い日本において、脱炭素化とエネルギー(BillionUSD)02020202120222023推計石油天然ガスウクライナ侵攻©積水化学工業株式会社発電技術(日本)風力発電設備、水素製造設備までを統合した合成燃料の商用製造プラントが2022年に稼働©Siemens Energy合成燃料(チリ)©REUTERS/NerijusAdomaitis/天然ガス回収時にCO₂を分離して海底下に貯留するなど、いち早く技術を確立炭素回収技術(ノルウェー)2021年比1.3倍太陽光(出典)IEA「World Energy Investment 2023」を基に作成2021年比1.5倍風力水力原子力発電技術別にみた世界の年間投資額推移400300200100ウクライナ情勢の影響を受け、発電に関する投資のうち太陽光・風力発電に関する投資が増大脱炭素化の加速に向けた技術の展開2050年温室効果ガス排出量実質ゼロに向け、国内外で脱炭素関連技術の開発・導入が加速軽量で柔軟という特性を持つフィルム型ペロブスカイト太陽電池の屋外での大面積デモ実験をG7広島サミット2023で実施現状認識・課題世界では2050年温室効果ガス排出量実質ゼロに向け、化石燃料の段階的廃止や再エネの導入(出典)各国・各社ウェブサイト掲載情報等を基に作成20目標が掲げられるなど取組が加速の安定供給を達成するためには、ポテンシャルを活かした再エネの利用拡大が不可欠クル燃料、CO₂を吸収・有効利用する技術等の開発・導入促進が必要エネルギーの安定確保と脱炭素化を加速

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