『未来の東京』戦略
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具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度AI・IоT等の先進技術の活用ローカル5Gを活用した新技術開発デジタル技術の活用による多摩産材の流通効率化漁場環境予測サービスの整備東京型多摩産材SCM※システム森林情報の基盤整備デジタル技術の活用により多摩産材の流通を効率化森林経営管理計画を作成するための「森林経営管理支援システム」、伐採出材情報や原木市場での市売り情報を提供するための「多摩産材需給情報システム」を構築、運用市売り情報の入力検知による事前情報、競りの入力■仕分けされた丸太(樹種、直径、重さ)■取引結果(樹種、直径、長さ別集計)■過去の取引情報伐採・出材情報の提供■検知システムで丸太の計測■個体識別システムで、丸太1本1本に電子的にIDを付与水産物供給情報の基盤整備鮮度保持技術の導入等による海外販路の開拓・対象国の基礎情報(輸入規制、市場データやトレンド等)・現地市場調査(サンプル送付による評価、ヒアリング等)・商品提案会の実施・小売店でのプロモーション・デモ機による試験導入、技術指導等・クロマグロの鮮度向上(先進地における調査、講習会の実施)東京型スマート農業研究開発プラットフォーム東京都農林総合研究センターが主催し、民間企業や研究機関、生産者等で構成する研究開発プラットフォームにおいて、AI・IоT等の先進技術と農業技術を融合したアグリテックの開発を推進9.東京スマート農林水産業プロジェクト○最先端技術の活用による生産性の向上により、東京の農林水産業の稼ぐ力を向上3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開戦略12稼ぐ東京・イノベーション戦略東京フューチャーアグリシステムの新展開※サプライチェーンマネジメント漁場環境情報システム海水温や流向等の海況を高精度で予測する情報サービス原木市場へID:01506¥10,000/㎥製材業者等へ情報提供AI・IоT等の先進技術の活用ローカル5Gを活用した農業技術の開発研究開発分野農業技術経営評価イチゴへの品目拡大の実証実験、小型コンピューター等の活用による施設整備の低コスト化を検討太陽光利用型植物工場■温室■養液栽培システム■環境制御装置で構成コンピュータが環境を管理生産者のニーズに基づき、「庭先直売所支援システム」や「デジタル技術を活用した病害虫診断システム」等の開発・改良を実施庭先直売所支援システムカメラで販売状況を撮影生産者も消費者もアプリで販売状況を閲覧できる超高解像度カメラやスマートグラス、自律走行型ロボット等を活用し、データに基づく最適な農作業を実現試験ほ場(調布市)農総研(立川市)ローカル5Gを活用し、先進デバイスを操作5G高精細映像データ等を提供栽培アドバイス等遠隔で農作業を支援「多摩産材需給情報システム」のイメージ※「伐採・出材情報」や「市売り情報」はWebで公開林地台帳と森林計画図、航空レーザー計測による森林資源情報を一元化し、効率的に情報を更新するクラウドシステムを運用レーザースキャナを搭載した航空機からレーザー光を照射漁業操業の効率化と安全性の向上を図るため、漁海況を高精度で予測するシステムを開発漁場ごとの1~2週間先の環境予測情報を漁業者へ提供都が求める仕様に基づきシステムを開発販路開拓基礎調査鮮度向上東京発アグリイノベーション東京版スマート水産業着実な資源管理を実現し、持続可能な水産業を確立システムの開発・改良共同プロジェクトによる研究開発プロジェクト立ち上げ基礎調査システム運用・改良等現地実証・システム開発範囲拡張開発情報伝達システム開発・運用基本システム開発現地実証・仕様検討仕様検討日射量や温度等の環境条件をもとにリアルタイムで計算、自己判断ハウス内環境を全自動で制御先端技術地上の標高や地形の形状などの森林資源情報を、航空レーザーにより計測農業林業水産業•最先端技術の活用による生産性の向上により、東京の農林水産業の稼ぐ力が向上•農家1戸あたり産出額800万円【2030年度】•多摩産材の年間出荷量36,000㎥(木造住宅900戸分)【2030年度】•漁業生産額42億円【2030年】254

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