1.水素社会実現プロジェクト戦略14ゼロエミッション東京戦略268○水素技術の開発や利活用を促進し、モビリティからまちづくりに至るまで、水素社会の実現に向けて取組を加速具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度首都圏における水素需要の創出「東京水素イニシアティブ」の開催等商用FCモビリティの導入促進FCバス85台家庭用、業務・産業用燃料電池の普及購入に対する補助(家庭用燃料電池累計6.2万台2019年度)(業務・産業用燃料電池累計約2,500kW2019年度)•企業間連携の促進により首都圏における需要を創出【2030年】•臨海部等における商用FCモビリティの利用が拡大【2030年】•家庭用燃料電池100万台、業務・産業用燃料電池3万kWを達成【2030年】3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開バス以外の商用FC車両実装に向けた検討更なる普及に向けた施策の展開首都圏における水素需要創出・供給拡大水素の本格活用を見据えた設備導入支援▶首都圏の水素需要創出に向けた企業間連携の促進▶臨海部等での商用FCモビリティの社会実装に向けた取組業務・産業用燃料電池を導入する事業者に対して、設置に係る補助を実施することで、オフィス等の低炭素化とレジリエンス強化を促進▶業務・産業用燃料電池の設置促進●FCV・FCバスの導入補助の拡大●都営バスにおけるFCバスの活用●水素ステーション整備費及び運営費の補助●既存ガソリンスタンド等を活用し、水素ステーションの併設や急速充電器等の設置、ZEVレンタカー・カーシェアの導入を図るなど、環境配慮型のマルチエネルギーステーション化を支援▶燃料電池自動車(FCV)の拡大水素ステーション燃料電池自動車▶再生可能エネルギー由来水素活用設備の導入拡大▶家庭用燃料電池(エネファーム)の設置促進家庭用燃料電池の設置補助を実施し、家庭におけるエネルギー消費量の削減と非常時のレジリエンスを向上世界的に水素ビジネスを展開する企業との「東京水素イニシアティブ」会議を契機に、企業間連携を促進して商用車両や電力等、首都圏における業務・産業用途の水素需要を掘り起こすとともに、水素技術の更なる社会実装を促進FCトラックの走行やFCフォークリフトの利用に係る実証に向けた検討を行い、バス等を含む商用FCモビリティの早期の社会実装を目指す首都圏の水素需要調査企業間連携を促進し、実装に向けた取組を推進実証事業、実装に向けた取組の推進水素を活用したゼロエミッションのまちづくり▶まちづくりにおける再エネ由来水素の活用再エネ大量導入時代に備えて、余剰電力の長期・大規模貯蔵に有効な再エネ由来水素設備などの先端技術を取り入れた取組を推進CO2フリー水素の活用補助対象者の拡大▶ベイエリアにおける再エネと水素を柱としたまちづくり事業者に対して、再生可能エネルギー由来水素活用設備の導入を支援することで、再エネ由来水素の普及を促進水素社会の実現に向けた未来像や身近な利活用について都民の理解を促進企業や都内自治体等からなるチームにより、先進事例の情報共有等、水素の普及に向けた取組を広く展開東京スイソミルCO2フリー水素を2050年における脱炭素社会実現の柱とするための「(仮称)東京水素ビジョン」を策定し水素社会実現に必要な取組を首都圏で加速化水素イメージキャラクター「スイソン」▶「(仮称)東京水素ビジョン」の策定FCVレースの開催等による魅力発信東京2020大会✧水素利用のショーケースとしての東京2020大会のレガシーを最大化✧「環境先進都市・東京」の魅力を国内外にPR▶Tokyoスイソ推進チーム▶水素情報館「東京スイソミル」水素関連技術の研究・開発促進東京都環境科学研究所や東京都立大学、国立研究開発法人等と連携し、水素エネルギーの普及等に向けて、CO2フリー水素の研究や情報発信で連携▶都や国の研究機関等と連携した研究の推進や情報発信大学や区等と連携し、都市の特性に適した車両の開発やごみ収集ルートでの試験運用、データ分析等を実施し、将来的な普及を目指す▶燃料電池ごみ収集車両の開発・試験運用開発のベースとなる燃料電池ごみ収集車※詳細は戦略9「東京ベイeSGプロジェクト」へ水素の普及、理解促進に向けた取組の推進ゼロエミッション船舶として期待される水素燃料船へのインセンティブを創設し、早期就航を後押し▶東京港における水素燃料船へのインセンティブ水素社会の実現FC大型トラック(車両イメージ)・福島県産CO2フリー水素の利用・選手村周辺での水素利用・聖火台、聖火リレートーチでの水素利用・FCV利用によるプロジェクションマッピング・FCバス等の導入促進など©岩谷産業(株)燃料電池水電解装置グリーンテクノロジーの活用により、域内のエネルギーを再生可能エネルギーと水素を柱とした100%クリーンエネルギーで賄うまちづくりを推進将来的なFCVを用いた世界的レースの開催等の取組を通じて水素の魅力を広く発信し、水素の理解促進を図っていく
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