『未来の東京』戦略
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大会での再エネ・水素の活用等を契機に、ゼロエミッション東京の実現に向けた取組を加速➤東京2020大会後の選手村地区において環境先進都市のモデルとなるまちづくりを実現•大会時の選手村における福島県産CO2フリー水素の活用、燃料電池等の新技術導入、水素ステーションの整備等の取組を今後のまちづくりに活用ゼロエミッション東京の実現に向けた取組大会後の選手村における水素利用•事業所で創出されたクレジットにより、東京2020大会の開会式及び閉会式の合計4日分の都内で排出されるCO2排出量(72万t)をオフセットすることで、CO2排出量を実質ゼロにする「東京ゼロカーボン4デイズin 2020」を実現•組織委員会が目指す大会開催に伴うCO2排出量(293万t)をオフセットする取組にも協力•目標(365万t)を上回る418万tのクレジット提供あり(153事業者)➤使い捨てプラスチック対策•紙製容器等への切替えによる使い捨てプラスチックの削減及び使用済プラスチックの高度リサイクルを実施•東京2020大会を契機とした持続可能な資源利用の定着化を促進➤ごみ分別の普及促進•競技会場等のゴミ分別ボックスに分別ナビゲーターを配置し、分別方法を案内•こうしたごみ分別の取組を大会後も実施することでリサイクル率を向上➤ルックのアップサイクル•大会で使用するルック(装飾類)について、大会後にバック等へのアップサイクルを行うことで、アップサイクルを普及促進➤「チームもったいない」•企業、NGO等と連携し、「チームもったいない」の活動を通じてもったいない意識を継続的に訴え、消費行動の変革に向けた気運を醸成持続可能な資源利用の定着東京晴海水素ステーション燃料電池バス燃料電池自動車モビリティへの供給水素純水素型燃料電池建築物電気熱エネルギーマネジメント•AIを用いたエネルギーマネジメントシステムにより需要を予測し、ピークカットを行う等、エネルギー利用の効率化、最適化を図る家庭用燃料電池(エネファーム)の導入•発電の際に発生した熱を給湯や暖房で使用する等エネルギーを無駄なく利用する環境に優しいシステムの導入を推進環境に配慮した持続可能な大会のレガシーを生かし、ゼロエミッション東京の実現へ東京2020大会大規模事業所(都キャップ&トレード制度対象事業者等)東京都※クレジット制度における削減対策の実施等により得られたCO2削減量東京ゼロカーボン4デイズin 2020クレジット※の寄付充当東京2020大会後の選手村のイメージ•大会施設で太陽光発電などの再生可能エネルギーを積極的に導入•大会施設、バス停留所、海上公園等の照明にLEDを導入•EVやFCV、FCバスなどのZEVの導入を促進省エネの推進と再エネの導入拡大(装飾一例)開会・閉会式の4日間のCO2排出量ゼロの取組を世界に展開(大会のオフセットにも貢献)戦略19オリンピック・パラリンピックレガシー戦略328武蔵野の森総合スポーツプラザ(左) 再生可能エネルギーが活用されているメインアリーナ(右上) 太陽熱集熱器(右下) ガスコージェネレーションシステム

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