TOKYO強靭化プロジェクト概要版
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(1)激甚化する風水害から都民を守る(2)大地震があっても「倒れない・燃えない・助かる」まちをつくる(3)噴火が起きても都市活動を維持する(4)災害時の電力・通信・データ不安を解消する(5)感染症にも強いまちをつくる5つの危機:共通の目線事業一覧(うち33のリーディング事業※ )・2040年代に向けたインフラ整備に際しての気候変動シナリオ平均気温2℃上昇を基本降雨量1.1倍、海面水位最大約60cm上昇・非常に強い熱帯低気圧(最大風速59m/s以上)頻度増加・特定緊急輸送道路に交通支障の可能性(震度6強以上エリア)・死者約6千人、建物被害約19万4千棟・エレベーター停止、ライフライン停止等・島しょで生活物資の搬入が途絶・富士山の大規模噴火時(最悪ケース)降灰(区部の大部分で2~10cm程度)による停電、交通支障等東日本大震災のがれきの、約10倍の降灰量(約4.9億㎥)・島しょでの火山噴火時、住民避難が必要・首都直下地震による都内の停電率11.9%・スマートフォンの世帯保有率約89%・東日本大震災時、音声通話最大70~95%規制・ソーシャルディスタンスが浸透・マスク推奨(屋内:他者と身体的距離(2m目安)取れない場合等)・屋外空間への高いニーズ(より使われる工夫が求められる)・「オフピーク通勤・通学」や「テレワーク等」の定着を求める声50%以上01 緊急輸送網を確保02 木密地域改善による燃えないまち03 耐震化などによる倒れない・壊れないまち04 住宅・インフラ・都民生活の持続性確保05 島しょにおける耐震・津波対策01 都市インフラの持続可能性向上02 都市インフラの迅速復旧03 降灰除去体制の確立04島しょの島民避難円滑化01インフラ施設の電力対策02電力不安に強いまちづくり03通信網の確保04データの保全及び活用01 屋外のゆとりある空間創出02 開放的な公園や水辺整備03 交通手段の多様化04 徒歩圏内における働く環境22のプロジェクト(ハード×ソフト)01 豪雨や高潮等による浸水を防ぐ02 水害から都民の生命や生活を守る03 土砂災害を防ぐとともに孤立を阻止04 台風などによる強風被害回避05 島しょの風水害対応強化・調節池整備の更なる推進・防潮堤・河川堤防の嵩上げ・都市基盤としての高台まちづくり・高規格堤防等の整備促進・衛星データを活用した不適正盛土検知・下水道施設の耐水化のレベルアップ・新耐震基準の中で、築年数の古い木造住宅へ耐震化支援の拡充・重点整備地域を含む、整備地域全体への支援・私道等における無電柱化の制度構築と費用補助・広域防災拠点へのアクセスルートとなる道路等の事業推進・復興小公園の再生・災害情報システムの機能強化、関係機関等との情報共有網の構築・日常生活など都市活動の早期再開に向けた迅速な降灰除去(仮置場の確保など)・水道施設の降灰対策の推進・避難に必要な船客待合所や駐車場の整備・衛星通信の活用・水素社会実現プロジェクト・地産地消型再エネ増強プロジェクト・ウォーカブルな都市空間の創出(西新宿地区)・東京高速道路(KK線)の再生・隅田川等におけるゆとりと潤いにあふれる水辺空間の整備・公開空地の活用機会充実・船を活用した交通手段の多様化※新たに取り組むものを中心に、先導的かつ特徴的な事業などなどなどなどなど詳細はp16~詳細はp20~詳細はp24~詳細はp27~詳細はp30~151プロジェクトの構成第4章各危機に対するプロジェクト

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