TOKYO強靱化プロジェクト
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等等第5章○本プロジェクトでは、東京が直面する5つの危機に対し、22の目指す到達点を定め、延べ約190の事業を示した。本プロジェクトで掲げた施策を迅速かつ着実に推進するため、これらの施策を年明けに策定する「『未来の東京』戦略」のバージョンアップに的確に反映し、「『未来の東京』戦略」を推進する中で事業の進捗を把握するとともに、進行管理を行う。○また、令和5(2023)年度に本プロジェクトと密接に関係する「東京都豪雨対策基本方針」の改定や「気候変動を踏まえた河川施設のあり方」の策定、「東京都地域防災計画(火山編)」の改定に向けた検討の着手が予定されており、その結果を同年度に、本プロジェクトに反映するとともに、「『未来の東京』戦略」にも反映していく。○様々な課題の解決が期待されている都において、2040年代の目指す東京の姿を確実に実現するためには、これまで以上に、事業執行の迅速化や執行体制の強化を図る必要がある。そのため、今後、発注手続きや執行体制の構築において具体的な取組を進めていく。(事業執行の迅速化に向けた取組)■経済社会情勢が激変する中、これまで以上に政策の効果を早期に都民に還元することが求められている・債務負担行為の積極的活用・民間が有する技術力やノウハウをより活用できる発注方法の導入・設計積算業務のあり方の見直し(執行体制の強化に向けた取組)■今後、生産年齢人口が減少し、技術職員の人材確保が厳しさを増す中にあっても、着実にプロジェクトを推進していく必要がある・プロジェクトを着実に推進するために必要となる技術職員の確保と育成・技術職員の確保に資する技術職業務の魅力発信及び採用手法の多様化等の改善・経常的業務から重要政策に係る業務へのマンパワー投入135<「『未来の東京』戦略」と連携したプロジェクトの推進><プロジェクト推進に向けた執行力の強化>1今後のプロジェクト推進の考え方1(1)プロジェクトの着実な推進

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