59神田川・環状七号線地下調節池台風19号(2019年10月)では、都市を洪水から守った〇既に調節池の効果が発揮されてきているが、現行の豪雨対策(年超過確率1/20※1)が道半ば短中期:調節池整備のスピードアップに向けて「新たな調節池の事業化(150万㎥)」の目標達成を前倒し〇加えて、将来の降雨量増大など、気候変動への対応が必要中長期:地下河川を含めた新たな整備手法の検討結果※2等を踏まえ、気候変動に対応した施設整備を推進貯留率91%(49万㎥)今後の事業化スケジュール(目黒川流域調節池(仮称))01 豪雨や高潮等による浸水を最大限防ぐ環七地下広域調節池の延伸第4章※1毎年、1年間にその規模を超える降雨が発生する確率が1/20(5%)であることを示すもの。これまでの実績降雨から推計した値を参考とすると、区部では1時間当たり75㎜以上、多摩地域では1時間当たり65㎜以上に相当する。※22022年度から2023年度にかけて、「気候変動を踏まえた河川施設のあり方検討委員会」において将来の気候変動の影響を踏まえた都の河川施設整備方針等を検討。また、「東京都豪雨対策検討委員会」において河川・下水道整備、貯留浸透施設の設置などの対策の役割分担等を検討。(1)激甚化する風水害から都民を守る調節池が効果を発揮した事例2020年2021年2022年「未来の東京」戦略目標約150万㎡(2030年)2030年(1)風水害2リーディング事業河川整備(護岸や調節池等)の更なる推進(1)激甚化する風水害から都民を守る
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