「未来の東京」戦略 version up 2022
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•水位周知河川における氾濫危険情報の自動発表化に向け、監視カメラ映像のAI等を用いた自動解析などを検討し、住民の避難行動につながる情報を迅速かつ確実に発信vーDXや先端技術を活用した情報収集・情報発信の推進や資器材の導入などにより、自然災害への対策をより一層推進39斜面判読手法の整理・斜面判読業務の実施3か年のアクションプラン(主要)戦略8安全・安心ver.up3D地形データを活用した防災対策・土石流対策の事業優先度の検討・斜面点検の高度化高所カメラの高度化都庁屋上等に設置されているカメラに、AIにより自動で火災等を検知し、場所や被害状況を収集するシステムを導入➡刻一刻と変化する被害状況を把握し迅速な初動対応を実現の視点に立った使い易い水防災総合情報システムへ改善具体的な取組(主要)3D地形データの仕様・範囲等の検討防災情報ワンストップ化のイメージ海面ライブカメラ(辰巳水門全景)災害対策本部大型スクリーンで活用事業優先度の基本的考え方の整理システム構築島しょ港湾に係るデータを可視化し、関係者間で共有することで、危機管理を徹底データの一元化・リアルタイム共有により、・発災時、速やかに現地状況の確認を実施・災害復旧の早期着手が可能に2022年度▼三次元レーザー測量のイメージ(画像提供)株式会社パスコ要救助者をより迅速に救出するため、堆積した土砂等を吸引できる車両を消防機関として初めて整備地盤や建物の動きをレーザー光線で感知し、警報器により活動隊員に危険を知らせる資器材を整備•被害状況調査にドローン等を活用し、家屋の被害程度をAI等により判定することで、被災した都民に対して罹災証明書の迅速な交付を実施•AIの学習データとなる家屋画像の対象を、非木造家屋まで拡大年次計画2023年度事業優先度を踏まえた対策箇所の抽出(1周目)▲車両イメージシステム運用ドローンを機能強化高画質カメラや赤外線カメラを備えたドローンを配備し、土砂災害現場や水害現場において人命検索、情報収集等を実施▲ドローンイメージ▲活用イメージ高所カメラの高度化3D地形データを活用した防災対策水防災情報の発信強化•河川の監視カメラ映像・水位・雨量の統合表示等により、利用者高潮防災情報の発信強化•高潮防災総合情報システムの利便性・操作性を一層高める改修や海面ライブカメラの増設などを継続的に実施道路河川3D地形データを活用し山岳道路の斜面点検の高度化を図ることで、崩落の恐れのある箇所等をより的確に把握➡計画的に対策を推進・土石流の危険性がある渓流について、3D地形データを活用し早期に対策が必要な箇所を抽出➡優先的に事業を推進・砂防施設の堆積土砂量を把握➡計画的な除石など維持管理に活用情報収集・情報発信の強化2021年度末(見込み)離島港湾情報プラットフォームの構築土砂吸引車(仮称)を整備土砂災害用遠隔監視システムを配備住家被害認定調査及び罹災証明の迅速化現場対応力の向上円滑な復旧復興2024年度AI斜面点検の実施

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