「未来の東京」戦略 version up 2023
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SDGsポータルサイトを活用し、先進事例等について都民目線で区市町村職員向け研修を充実し、区市町村の取組を後押しすると国際目標であるSDGs達成に向け、国際会議への参加や海外発信等を通じて、都の取組を世界の都市や国際機関等と共有SDGsに積極的に取り組んでいる国内の自治体等と、自発的自治体レビュー(VLR※)などについて意見交換し、取組の輪を広げていく※VLR(Voluntary Local Review):自発的にSDGsの取組状況をレビューして国連に提出・公開する国際的な取組職員向け研修(R4.6月)○板橋区は、光学・印刷産業が多く立地している。また、イタリア・ボローニャ市とも交流があり、こういった特徴を生かし「絵本のまち」を推進している。「絵本がつなぐ『ものづくり』と『文化』のまちの実現~子育てのしやすさが定住を生む教育環境都市~」をテーマとした取組により、区はR4年に「SDGs未来都市」に選定。○「絵本」は誰もがわかりやすく理解できるもので、「誰一人取り残さない」SDGsの理念に通じる。板橋ブランドとして魅力を創造し発信していきながら、ユニバーサルで誰もが参加できる持続可能な未来志向のまちづくりを展開する。事例共有フォーラム(R4.7月/10月)令和4年度に「SDGs未来都市」※として新たに選定された都内自治体<リニューアルした中央図書館>※SDGs未来都市:優れたSDGsの取組を提案し、内閣府の選定を受けた自治体。都内ではこれまで6区市(墨田区、豊島区、板橋区、足立区、江戸川区、日野市)が選定ポータルサイト上で都や区市町村の取組等の情報を常にアップデート○足立区は、自然環境が多く残り、教育の面でも住みやすいまち。これまで、区は、貧困の連鎖・格差の解消に取り組んできた。「多様なステークホルダーと挑む『貧困の連鎖』解消に向けた都市型モデルの構築」をテーマとした取組により、区はR4年に「SDGs未来都市」に選定。○貧困の連鎖(子どもの貧困)を軽減するため、都市型モデルを構築。綾瀬エリアを舞台に、「地域で活躍できる人材の発掘」「地域課題解決に向けた取組のトライアル」「体験・経験を積み上げられる新しいタイプの子どもの居場所づくり」を実施。国連主催VLRワークショップへの参加(2022.10月: フィンランドヘルシンキ市)<子どもの居場所>東京都のVLRともに、区市町村間のネットワークの強化を図る板橋区の取組見える化を進め、区市町村の多様な取組を広げていく159足立区の取組東京都SDGsページはこちら→区市町村と共に持続可能な東京を実現する全国、そして世界と共に持続可能な社会を実現する

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