火山噴火や災害時の電力途絶・通信支障、感染症、複合災害などの危機に対し、都市活動を停滞させない取組を展開する関東大震災100年を契機に自助・共助・公助の重要性を一体的・戦略的に発信する降灰処理体制の整備•集積場所の確保や既存の処理ネットワークを活用し、迅速な降灰処理を実現•火山噴火のリスクを正しく普及啓発するとともに、火山噴火の際の避難体制を構築島しょ地域における迅速な避難に向都有施設への太陽光パネル•設置可能な既存都有施設等への太陽光発電設備設置を加速•エネルギー導管等の整備に際して、補助対都有インフラの降灰対策<水道施設>•降灰の影響が大きい浄水場の沈殿道路の迅速な復旧•道路機能の早期回復に向け、道路啓開(降灰除去)体制を構築•都有施設において再エネ自家消費を最大化するため、蓄電池を設置•建物の屋根に加えて、カーポートの屋根部分に太陽光パネルを設置したソーラーカーポートの整備を実施•浄水場の更新に併せて浄水処理施最先端の衛星通信機器による通信確保•携帯基地局が無く通信困難が解消されない地域等に対して、衛星通信を活用富士山や島しょ火山の大規模噴火による降灰があっても交通やライフラインへの被害を最小限に留め、迅速に復旧できる体制・環境を構築する道路の降灰除去に使用されるロードスイーパー(路面清掃車)降灰状況(桜島噴火時)(出典)「平成25年の桜島の火山活動」(2013年鹿児島管区気象台)(出典)鹿児島市ウェブサイト災害時の電力ひっ迫に対応できる環境を整備する「いつでも」「誰でも」「どこでも」通信できる環境を整備するWi-Fi通信環境の確保•避難所等に指定された都の重要施設へWi-Fiアクセスポイントを整備するとともに、60高度な防災拠点の形成非常時に自立分散型電源により各ビルの業務継続に必要な最低限の電気を供給(出典)国土交通省ウェブサイト水再生センターへの太陽光パネルの設置都民の生命・健康・財産を守り抜く火山噴火に備えた対策の展開池を覆蓋化設を屋内に整備沈殿池の覆蓋化イメージ<下水道施設>•下水道管内の除灰技術を開発けた取組◆災害時に電力を確保できるまちの構築•自立・分散型電源の導入促進に向け、都市開発諸制度等を用いた非常用発電機器の設置を促進象を拡充TOKYOFREEWi-Fiや都有施設等のWi-Fiを順次、世界共通の認証基盤へ統一(2023年度~2024年度:島しょ地域、山間部、船舶等)電気・熱のネットワーク災害時の電力確保策の強化何があっても誰もが安全にデジタルサービスにつながる環境の確保設置推進戦略8・14多様な危機に備えるとともに、東京の強靭化に向けた気運を醸成
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