(2)アジア大都市ネットワーク21展を開催しました
アジア大都市ネットワーク21第9回東京総会に合わせて、11月6日(土)から9日(火)まで、東京都庁都民広場ほかで「アジア大都市ネットワーク21展」を開催しました。
初日・2日目は週末ということもありご家族連れの多くの都民が、また後半には近隣の高層ビルで働くサラリーマンなど、4日間で幅広い層の約33,000人の方々にアジアの文化を堪能いただきました。
ここでは、アジア大都市ネットワーク21展で人気のあったスポットについて紹介します。 |
○共同事業展示等PRコーナー
共同事業展示等PRコーナーには、アジア大都市ネットワーク21会員都市の観光PRブース、共同事業の展示ブース、環境及び福祉分野の技術を紹介するブースが出展された他、電気自動車の展示も行われ、来場者の方々に各都市の魅力などを広くPRしました。 |
○ 屋台村アジア
アジア料理を紹介する屋台村アジアでは、毎日入れ替わりで各国の料理が提供され、お昼と夕方には長蛇の列ができるなど、多くの来場者の皆様に楽しんでいただけました。屋台車の中のかまどで焼き上げた特大のナンが楽しめたインド料理や、普段あまり食べる機会のないシンガポールのチキンライスなど、絶品と好評で、早々に売り切れるほどの人気ぶりでした。 |
○ アジアのライブパフォーマンス
都民広場中央の特設ステージでは、各都市から来日した舞踊団等によるアジアの伝統舞踊や音楽、伝統格闘技などが披露されました。辺りが暗くなってからも観客席は常に満席で、席を見つけるのも難しいほど、連日賑わいを見せていました。カラフルな民族衣装に身を包んだ出演者も、大勢の観客の声援に応え寒さも忘れて素晴らしい演技を披露するなど、ステージは常に熱気と興奮にあふれていました。
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○ デジタル掛け軸(D−K)
日没後には、日本人の持つ無常の精神とデジタル技術を融合した芸術作品「デジタル掛け軸(D−K)」が高さ243mの都庁舎を彩りました。D−Kは、コンピューターでアトランダムに組み合わせた膨大なデジタル画像を建物等に投射し、幻想的な空間を作り上げる芸術です。今回はプロジェクター約60台を使用する過去最大規模のD−Kということもあり、大勢のアマチュアカメラマンが都庁周辺のあちらこちらでベストショットを狙う姿が見られました。
その他にも、アジア各国映画の選りすぐりの名作を上映した「アジア・シネマ・セレクション」、首都大学東京への留学生が日ごろの研究成果を報告した「アジアからの留学生による高度研究報告会」等、東京都庁周辺がアジア色に染まった4日間となりました。多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。 |