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アジア通信
第41号 2016年3月30日発行
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これまでの御支援に感謝します。
〜事務局メンバーからのメッセージ〜

 アジア通信は、2009年1月の創刊号から、今号まで7年間にわたり発行を続けてきました。これまで発行に関わってきた事務局メンバーからのメッセージをお届けします。

一人目は、首都大学東京国際課の山田 有紀(やまだ ゆき)さんからのメッセージです。

 首都大学東京の国際課で平成24年から「アジア人材育成基金」及び「都市外交人材育成基金」による留学生の受入業務を担当しています。今までこの基金により、平成20年度から27年度までで164名の留学生を受入れました。
 毎年、秋になると、10月に入学する新入生との出会いが楽しみである反面、9月に学位を取得して帰国する留学生との別れが悲しくもあります。今年8月のバンコクでの同窓会(近況報告会)で修了生と再会したときは本当に感動しました。
 着任してすぐ、アジア通信第20号のインタビューの仕事がありました。普段、留学生のプライベートな話を聞く機会がないので、とても新鮮だったのを覚えています。
 この4年間で受入れた留学生とのエピソードは数えきれないほどあります。留学生一人一人との日々のやりとりすべてが私にとって大切な思い出であり、この仕事に携われたことに感謝しています。
 アジア人材バンクが終了してしまうことは残念ですが、今後は首都大学東京のHPでさまざまな情報を発信していきますので、ぜひチェックしてください。

二人目は、東京都港湾局総務部の牧野 佳子(まきの よしこ)さんからのメッセージです。

 私は、2009年アジア人材バンク、アジア通信の事業開始時に担当しておりました。東京にはたくさんの留学生や研修生の方が来てくださいましたが、私の記憶に強く残っているのは、2008年の東京都総合防災訓練に、ソウル特別市、台北市から救助隊が参加してくれたことでした。
 ソウルや台北からの研修生の方々は、とても精力的に訓練に参加してくれました。お互いの国から学びたいと思う気持ちや、それを自分の専門分野や都市の発展に生かしたいという気持ちが、アジア人材バンクの本質だったと思います。
 担当を離れてからも、アジア通信を通じて、アジア都市間での学び合いが様々な形で発展していることを目にして、嬉しく思っておりました。アジア通信の終了をとても残念に思いますが、今後もアジア人材バンクに登録されている皆様のご活躍とこのネットワークがつながっていくことを心から祈念しております。

三人目は、東京都都市整備局基地対策部の黒崎 亜紀子(くろさき あきこ)さんからのメッセージです。

 皆様お久しぶりです。東京都庁の黒崎と申します。2009年から2010年にアジア人材バンク及びアジア通信を担当していました。今は、都市整備局基地対策部で都内の米軍基地に係る仕事をしています。
 私は、同時期にANMC21で危機管理関係を担当していたので、アジア人材バンクの中でも、アジア各都市の消防隊員にお会いする機会が多かったです。皆様国籍を超え、人命救助という共通の目的のために厳しい訓練を続けておられ、その姿に心から尊敬の念を抱いたのを思い出します。
 私自身、アジア人材バンクからいろいろな刺激や知識を頂きました。お会いした皆様との思い出は一生消えることはありません。また東京でお会いしましょう!

四人目は、東京都政策企画局調整部の迫田 涼子(さこだ りょうこ)さんからのメッセージです。

 2011年の4月から3年間、アジア通信を担当しました。首都大学東京の留学生の皆さんは、アジア人材バンクの取組に積極的に協力してくださいました。志高く熱心に取り組まれる研究の様子はもちろん、慣れない東京での生活についても、苦労話も交え楽しく紹介してくださいました。アジア諸都市の行政職員の方々とも、交流を深めることができました。アジア大都市の課題解決のため日々奔走される中、インタビューのお願いに快く応じていただくなど、皆さんの温かい人柄には心を打たれるばかりでした。
 この場をお借りして、改めて皆さんに感謝の気持ちをお伝えできればと思います。ありがとうございました。