シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
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目指す新しい都庁の姿「ビジョン」の実現に向けて、私たちは都政をどのように変えていくのか。バックキャストの視点に立ち、2025年度に「デジタルガバメント・都庁」の基盤を構築することを到達目標として、今の仕事の進め方を、職員自身を、都庁の組織を、大胆に変革します。☞仕事の進め方を変えます【内部事務を効率化、組織運営を活性化】デジタルツールの活用や定型業務の集中処理による内部管理事務の効率化を徹底して進めるほか、オフィス環境の刷新により職員や部署間のコミュニケーションを活性化させ、組織や職層を超えたフラットな関係を構築するなど、新たなイノベーションを創出できる環境を作ります。【多様化・複雑化する行政ニーズへきめ細かに対応】デジタルの力を活用し、多様化する都民や事業者のニーズを把握し、個々の状況に応じて最適化したサービスを提供します。また、都民、事業者のもとに必要となる政策の情報が届くよう、SNSの効果的な活用などにより、「伝える」広報から、「伝わる」広報への転換を図ります。【柔軟で機動的な事業運営へと転換】目標に対する進捗を計測しながら、一度決めたやり方に捉われることなく、より適したアプローチに修正するなど、絶えずより良い手法を模索していきます。また、当初設定した目標を達成して終わりではなく、その後も社会経済情勢や都民のニーズの変化に合わせて絶えずより良いサービスへとアップデートを行います。【多様な主体と協働】民間や国、区市町村など、様々なプレイヤーと政策の企画立案の段階から知恵を持ち寄り、政策を共に創り上げていきます。また、オープンデータ、オープンソースを進めるとともに、従来の制度や仕組みに捉われず大胆に規制緩和を進めることなどにより、民間の発想や技術を引き出し、これまでの行政の枠を超えて社会全体で課題解決に取り組みます。8

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