シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
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実践を通じて都庁職員に「スタートアップとの協働」意識を醸成実践を通じて都庁職員に「スタートアップとの協働」意識を醸成優れた技術やサービスを提供するスタートアップが国内外で数多く活躍していますが、行政課題解決に向けてスタートアップとの協働を加速していくためには、都庁職員の意識改革が不可欠です。スタートアップとの協働が見込める行政課題の掘り起こしを図るとともに、スタートアップと行政の協働に係る成功事例やスタートアップが保有する技術等に関する職員向けの勉強会を開催します。ピッチイベントやキングサーモンプロジェクト等を踏まえ、契約制度の特例である政策目的随意契約(※)の活用を促すなど、スタートアップの優れた技術等を都政現場で積極的に活用していきます。協働テーマの掘り起こし協働に向けた職員の意識向上スタートアップの技術等の活用促進スタートアップと協働する意識を醸成行政課題はたくさんあるが、どのような課題がスタートアップにマッチするか分からないスタートアップが持つ技術やソリューションを知らないスタートアップとの協働で、他自治体は成功しているのか?現行制度では、入札参加資格などの条件で、スタートアップへの発注につながりづらい製品の性能や実績が分からない中でスタートアップを活用するのは不安職員向け勉強会と連携しつつ、協働につながる行政課題を掘り起こしピッチイベントとタイミングを合わせて協働に向けた自治体職員向け勉強会を開催し、スタートアップに関する理解促進、協働に向けた機運を醸成ピッチイベント等、第三者の認定などにより協働のハードルを下げ、政策目的随意契約によりスタートアップ活用を全庁で推進55Project5スタートアップ・シビックテックとの協働推進プロジェクト※地方自治法施行令に基づき、新商品の生産等により、新たな事業分野の開拓を図るものから、随意契約により調達する仕組み

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