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アジア通信
第10号 2010年10月4日発行
ANMC21共同事業の紹介
 ANMC21では、大都市に共通する課題を解決するため、アジアの首都及び大都市が協力して共同事業を進めています。今回は「観光」と「危機管理」に関する共同事業を紹介します。

(1)「第9回アジア観光促進協議会」を開催しました
 「アジア観光促進協議会」は、アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)の共同事業の一つで、ウェルカムアジアキャンペーンの推進について協議するため開催しています。協議会では、アジアの都市が連携して相互に情報交換しながら、特色ある産業活動や都市基盤を魅力ある観光資源として打ち出し、旅行者を誘致するとともに、各都市の観光促進することを目指しています。現在、バンコク、デリー、ハノイ、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、ソウル、台北、東京の9都市で構成されています。
 クアラルンプールで行われた第9回の会議の模様をお知らせします。

会議風景
 会議は、平成22年7月7日(水)と8日(木)にマレーシアのクアラルンプール市にあるクアラルンプール図書館において実施されました。出席者は、バンコク、ジャカルタ、クアラルンプール、台北、東京の各都市代表者やクアラルンプール観光関連事業者などです。会議では、各都市が連携して、欧米、オセアニア及びアジアからの旅行者誘致の機会を創出しアジア各都市の観光を促進するための方策について、活発に意見交換が行われました。

 また、今回の会議に併せて、パネル展示やパンフレット配布、伝統芸能の実演等による各都市の観光PR展示を平成22年7月7日(水)〜7月11日(日)クアラルンプール・セントラル駅において行いました。

PR展示風景

「共同宣言」を採択〜アジアの都市が周遊型商品の開発に向けて連携を促進〜
 今回の協議会では、ワン・アジア・パス(仮称)という周遊型商品の開発促進に向けて各都市が連携を促進していくことや、危機管理情報をウェブサイトに掲載していくことを新たに決定しました。
 共同宣言の詳細につきましては、下記webサイトをご覧ください。