洪水対策バヤニハン・ゾーン連合マニラ
■ 概要
- 公益のための社会的責任共有の原則にのっとり、マニラ首都圏開発庁(MMDA)はマニラ首都圏で洪水が頻繁に起こることが確認されている8つの地域すべてにFCBZA(洪水対策バヤニハン・ゾーン連合)を設置する上で指導的役割を果たした。官民パートナーシップの一例でもあるFCBZAは地域共同体をベースとし、民間団体や企業、宗教団体、非政府組織、地方政府などの代表で構成され、他の関連政府機関やMMDAとの連携により災害リスク軽減と災害への対応に取り組む組織である。
■ 実施時期
■ 施策の特徴
- FCBZAは、災害発生時やその前後における準備体制および回復力の強化を目的としている。ボランティア精神および地域共同体への権限付与を促進する。具体的には、(a)洪水対策に関する準備と被害軽減、(b)緊急対応および救助活動、(c)復旧、復興作業への支援提供の責任を負う。FCBZAは関連ゾーンの回復力を高め、台風、地震、火災および深刻な交通渋滞がもたらす万一の事態に備えるための活動を提案することができる。
また、上述した災害などの緊急事態において、住民に対して注意を呼び掛ける警報システムの考案も行う。ゾーン連合の幹部職員は、特に緊急事態の間、政府プロジェクトの進捗および展開を監視し、リスクおよび被害を最小限に食い止めるため、地域共同体の災害管理能力を強化する上で役立つプロジェクトを実施する。
■ 実績・効果
■ 経費
■ 本件問合先
- マニラ首都圏開発庁国際関係事務所
(電話番号) +63-2-882-0871
(メールアドレス)adorotan.mmda@gmail.com
■ 関連リンク
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