マニラ首都圏再緑化プログラムマニラ
■ 概要
- マニラ首都圏開発庁(MMDA)決議No. 11-05, S 2011「マニラ首都圏再緑化委員会の設置」に従い、2011年4月28日に第1回会合が開かれ、EDSA(エピファニオ・デ・ロス・サントス大通り)の再緑化に関する基本計画の策定について協議が行われた。
■ 実施時期
■ 施策の特徴
- ■マニラ首都圏オープン・スペース(MOSS)プログラム マニラ首都圏の環境を健康的なものとし維持するため、MMDAはマニラ首都圏を構成する地方自治体政府に対して、C-5やサウス・スーパー・ハイウェイ(マカティ市)、EDSAに近いエリアなどのように見晴らしのよい500~1,000m2のオープン・スペースを特定し、環境「シンク」およびマニラ首都圏住民のレクリエーション地域としての役割を果たすポケット・ガーデンに転換するよう要請した。
- この地下貯水施設は、現在のシステムでは収容しきれない雨水の管理手段となる。あふれ出す雨水の量を減らし、水質を高めるシステムである。基本的には、この地下貯水施設は雨水を集め、ろ過し、貯水し、その後放出するものである。
■ 実績・効果
- 2010年10月21日の時点で、17の地方自治体政府の内、9地方自治体政府がMOSSプログラム用オープン・スペースの候補地を報告している。これらのスペースは、面積、位置およびキャパシティなどの基準に基づいてさらに検討が加えられることになっている。9つの地方自治体政府とは、カローカン、マカティ、マニラ、マリキナ、ムンティンルパ、ナボタス、パテロス、タギグ、ラスピニャスである。検証および評価の結果、19か所が十分な視界のあるオープン・スペースと認められた。
- MMDAは植樹および植物育成施設の建設により、マニラ首都圏のオープン・スペースを活用して行くことにしている。それは首都の顔となるだけでなく、洪水や汚染を防止する拠点ともなる。
■ 経費
■ 本件問合先
- マニラ首都圏開発庁国際関係事務所
(電話番号) +63-2-882-0871
(メールアドレス)adorotan.mmda@gmail.com
■ 関連リンク
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