危機管理技術研修マニラ
■ 概要
- ■地震、土砂崩れにおける捜索および救出訓練 マニラ首都圏開発庁(MMDA)では地震および土砂崩れにおける捜索および救出オリエンテーション・コース(ELSAROC)に基づき27件の技能訓練を実施し、2010年7月1日~2011年4月30日までの間に12,012人が参加した。
- ※「マニラ首都圏はマグニチュード7.2の地震が発生した場合、死者35,000人、負傷者11万5,000人、損壊家屋17万棟、火災発生および延焼500件などの被害が予想され、政府機関の建物の10~25%が損傷し、複数の橋が倒壊する可能性がある。また電線、水道、電話線が寸断され、国家的社会経済活動が停止を余儀なくされるなど大きな被害を受けることになる。
- (出典)マニラ首都圏地震被害軽減研究(MMEIRS)
MMDA-PHILVOLCS、JICA資金による研究 2003年
■ 実施時期
■ 施策の特徴
- 実施対象となったのは、4つの学校、20のバランガイ、30の民間企業、およびDENR、上院選挙裁定委員会、下院、監査委員会(COA)およびフィリピン国営石油会社(PNOC)などの公的機関である。
- 土砂崩れにおける捜索および救出オリエンテーション・コース(ELSAROC)についても、YouTubeに動画およびトレーニング・モジュールをアップロードし、一般の閲覧ができるようにした
ELSAROC以外にも、MMDAは洪水対応および安全訓練(FIRST)も実施しており、MMDA職員1,006人が受講している。
- その他の訓練:
・ 緊急時対応要員基本コース(BERG)
・ 高角度救出訓練(HART)
・ 水難事故捜索救出訓練
- ※バランガイ・・・フィリピンの都市と町を構成する最少単位
■ 実績・効果
■ 経費
■ 本件問合先
- マニラ首都圏開発庁国際関係事務所
(電話番号) +63-2-882-0871
(メールアドレス)adorotan.mmda@gmail.com
■ 関連リンク
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