(ジャカルタ/スティヨソ、知事)
会場の皆さん、知事、市長、それぞれの代表団長の方々、また報道界の友人の皆様、神にお礼を申し上げたいと思います。神の祝福のもとに、我々は本総会のすべての議事を終了することができました。これは我々の努力の成果です。ジャカルタ政府当局がホストを務め、そして東京が務めるANMC21事務局の努力もありました。また、すべての会員都市の方々のご参加のたまものでもあります。私から感謝の気持ちを、すべての代表団に差し上げたいと思います。
今回の総会では、9つのJoint Projectsについて発表をいただきました。その中で、中小型ジェット旅客機の開発促進、アジア遠隔教育プロジェクト、アジア舞台芸術祭、ウェルカムアジア・キャンペーン、自動車排出ガス対策ネットワーク、都市マネジメント国際センター、危機管理ネットワークなどについて議論しました。
また、新しいJoint Projectsの提案がありました。シンガポールからは若者の交流について、東京からは感染症対策について提案がありました。感染症に対しては、各都市が一緒に対応してこそ、また早期警報装置があることによってこそ克服できるという認識がありました。疾病が広く伝播するときは、包括的な対応が必要です。そのためには、正確にすべての感染症についての情報を獲得することが必要です。
これで、ANMC21のJoint Projectsは18になりました。
ANMC21の総会は共通の意見に到達し、第5回総会は北京で2005年に行うということで、合意に到りました。そして、2006年の第6回総会の開催は、台北に優先権を与えることも決定されました。
我々の理解では、宣言を採択することになっております。今回、それは「ジャカルタ宣言」という名前で採択されました。これはコンセンサスに基づいて、我々の希望、願望、そして将来の行動についての、考えを述べたものです。そして我々自身の、大都市の努力を高めていくために書かれた文章です。
一つ、私はここで非常に大事なこととして申し上げたいことがあります。それはテロの脅威です。アジアの大都市は、テロの脅威にさらされています。これまでの状況を見ると、この脅威が減少しているという状況はありません。したがって、我々は努力を強化し、そしてパートナーシップを強化し、テロ事件あるいはテロの脅威を減少させるように努力をしなければなりません。これは危機管理のネットワークの中で、それにあたることができるかと思います。
最後に、すべての知事、市長、そして代表団長の方々、またそれ以外にも全体の総会の議事に参加なさった方々、様々な行事に大変な熱意を示していただき御礼を申し上げます。私は本当に心からの謝意を、これらの全ての方々に表明したいと思います。皆様誠にありがとうございました。
(バンコク/エメリタス・ペンスリ・フィジャイサニット副知事)
こんにちは、皆さん。
この第4回総会に参加できたこと、そしてこのような形でジャカルタ宣言に署名できることは非常に名誉なことで
あります。 この2日間は、私にとっては個人的に、非常に理にかなったものだったと思います。
すべてのANMC21の会員都市の皆様は、相当なエネルギーを注いで、このJoint Projectsをこれまで遂行して
いらっしゃいました。 さまざまな情報交換が、この2日間にわたって行われました。
現在は、それぞれのプロジェクトの基盤を強化しているところです。 これは将来的には、必ず素晴らしい発展につながるものと信じています。
この場をお借りして、皆様に感謝を申し上げたいと思います。 ジャカルタ特別市に対して、そして、
ANMC21の事務局の皆様、ありがとうございました。素晴らしい開催、そしてさまざまな支援をいただき、大変感謝しております。
最後になりましたが、北京市に対してお祝いを申し上げたいと思います。
また、ANMC21の会員都市から承認を得たということで、台北市に対しても同様にお祝いを申し上げたいと
思います。 まず、5回が北京、第6回は台北がその優先権を与えられるという合意を、今回の総会において
取り付けることができました。 その次は、ぜひともバンコクもと考えています。
このような実り多い素晴らしい会議に、ぜひバンコクとしても参画したいと考えています。
私の確信として、会員都市の皆様には、将来的にバンコクに来ていただけることがあると考えております。
(デリー/A. K.ワリア、都市開発相)
ご来賓の皆様、ご参加の皆様、そしてプレスの皆様、ANMC21に参加できまして、非常に名誉に思って
おります。 アジアにおいては共通の問題があります。 ANMC21を通じて、こういった問題に目を向け、
そして解決策をもたらすことが可能になってきます。 このようなミーティングを通じて、
それぞれの国が発展するでしょう。 そして、関係もよりよくなるでしょう。また観光客も、お互い相互訪問
が進むことでしょう。 また特に感謝を申し上げたいのは、今回の議長を務められましたスティヨソ知事、
そしてジャカルタ特別市の皆様、素晴らしいアレンジをしていただきまして、深く感謝を申し上げます。
非常に興味深い会議でありました。
ありがとうございました。
(ハノイ/グエン・クオック・チュー、委員長(市長))
ジャカルタ特別市に対して、心の底から感謝を申し上げます。
素晴らしい会議を開催してくださいまして、ありがとうございます。
それとともに、ANMC21の事務局の皆様にも感謝を申し上げます。
ほとんど1年をかけて、この日のために準備されてきたことと思います。
また、もう一つ忘れてはいけないのは、こういった事務局のかたの裏方の皆様のご努力だと考えております。
また、アジアの繁栄のために、それぞれの会員都市は、今後もベストを尽くし、共通の目的のため
に、それぞれがさらに前進するために、さまざまなJoint Projectsを推し進めていきたいと考えております。
また、ジャカルタ市民の皆様にも、感謝を申し上げたいと思います。
温かいもてなしを受けました。 北京と台北市に対しても、それぞれが候補になりたいということで
名乗りを上げていただき、大変感謝しております。
ありがとうございました。
(クアラルンプール/モハマド・シェイド・ビン・モハド・タウフェク市長)
ジャカルタ特別市スティヨソ知事、今回ANMC21総会のホストをしていただきまして、ありがとうございました。
成功裏に終わったと思います。 インドネシアでの滞在は非常に喜ばしいものであり、
全く問題には遭遇いたしませんでした。また、より緊密な関係を、アジアの都市どうしで築くことができました。
今後、さらにビジネス面においても、安全保障の面においても、社会的・文化的な面においても、あらゆる面で
それぞれの会員都市の改善を図ることができると考えています。
それぞれが、このANMC21の共通の目的に対して、何らかの貢献ができる。
そして、それぞれの福祉を最大化することも可能であると信じています。
繰り返しになりますが、どうもありがとうございました。また今回ご参加いただきましたすべての市長、
知事のかたがた、ご参加していただきましてありがとうございました。
また、皆々様のさまざまなコメント、知識を提供していただきまして、ありがとうございました。
(東京/石原 慎太郎知事)
冒頭、この会議の運営に努力されました、ジャカルタ特別市、そしてジャカルタ特別市知事のご努力と忍耐力に、
心から感謝と敬意を申し上げます。世界は時間的・空間的に非常に狭くなりつつあります。
また、いろいろな問題が次々起こっております。 そしてその結果、ハンチントンが言ったような、文明の衝突の
ような様相も呈されつつあります。 しかし一方、違った見方をすれば、アジアは欧米と違って、非常に強い、
根深い都市間の共通点を持った、可能性の豊かな地域だと思います。
そういう可能性をお互いに啓発しあって、アジアの繁栄、世界の繁栄に努力していこうということで始まったこの
会議で、いろいろな議論が今回も出ました。 ただ、やはり友情というものをベースとしたこういう会議ですから、
やはり相手の言い分も聞く、場合によっては寛容、友情を踏まえた寛容さ、妥協も必要だと思います。
残念ながら、今回はそれを非常に頑固に示そうとしなかった代表がおられ、そのためにみんなが苦労しました。
現にそのグループは、この最後の集まりをボイコットしているようです。
イデオロギーであるとか、価値観の違いはあるでしょう。 しかし、やはり同じ人間として繁栄していこうという
共通の大きな目的のためには、そういう立場を変えなければ、私は人間全体、世界全体の進歩はないと思い
ます。 そういう点では、私たちはいささかの悔いを残したと思います。しかし、みんな本当に我慢しあって、
努力しあって、余計な時間をかけて、そしてそれを最後に見事に議長の知事が裁かれたことに、私は本当に尊敬
と敬意を改めて表するものであります。
一方、我々はいろいろな新しい問題を持っておりますが、これは一国、一都市だけではなく、情報の交換から
始まって、人間の交流、技術の交流を積極的に進めることで、我々はむしろ、ヨーロッパよりも、あるいは中南米
よりも、中近東よりも、もちろんアフリカよりも、アジアとしてこれから将来の大きな可能性を、会議のたびに自覚
し、確認しあうことができたと思います。
今回もその成果は、私はアジアにとっても世界にとっても大きなものだと思って、皆様のご協力に敬意を表し、感謝をする次第であります。
ありがとうございました。
(マニラ/バヤニ・フローレス・フェルナンド長官)
ありがとうございます。またジャカルタ特別市知事、ジャカルタ市民の皆さん、ありがとうございます。
私はこのANMC21の原則に対して、もう一度再びここでコミットを表明したいと思います。
市長のかたがた、知事のかたがた、皆様と一緒にお仕事をさせていただくことは、本当に私が多とすることで
ありました。 どうもありがとうございます。
(ソウル/イ・チュンスク副市長)
私からはスティヨソ知事に、その献身に対して心よりお礼を申し上げます。それなしには、この第4回のANMC21
の総会は、開催されることはできなかったことでありましょう。
ANMC21は、都市の集まりであり、国家の集まりではありません。
そしてネットワークを作ろうということで始まったものです。 12の会員都市が、ここの場において、いろいろなアイディアを交換し、情報を交換していこうというために作られたものです。
私は、これは共存共栄し、共に発展を行っていくことに結びつくものであると確信しております。
このような交歓により、当然、我々はそれぞれの間で信頼が醸成されていくことになります。
それぞれの都市、それぞれの特定の状況、環境があるわけですが、それらがこのように共に協力していくことによって、さらに改善されていくと考えております。
ソウル市としましても最善を尽くして、これが実現するように努力したいと考えています。
私は終わりに、さらにそれぞれの都市で、さらなる進捗・発展が起こることを、そして我々会員都市の間での、
さらなる友情の発展を願っております。
(シンガポール/バラジ・サダシバン、情報通信芸術 兼 保健 担当上級国務相))
まず、心より御礼を申し上げたいと思います。ジャカルタ特別市知事、そしてANMC21の事務局の方々、ご尽力に対して心よりお礼申し上げます。特にジャカルタ特別市知事には、その忍耐とご献身に対して、心よりお礼申し上げます。今回のこの議事進行に関してご心労をいただきまして、ありがとうございました。我々は共通の問題を抱えており、そして共に集まることによって、解決策を探っていかなくてはなりません。そのような形で、我々が自分たちの都市に抱える問題を克服していくためです。我々代表団は、ジャカルタで楽しい時を持つことができました。ジャカルタ特別市知事、そしてジャカルタ市民のかたがたに対して、温かいおもてなしに対して、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
(台北/インチュウ・マー市長)
台北市の260万の市民に成り代わり、私も心から感謝の気持ちを、このジャカルタ特別市知事、事務局にささげます。および会員都市の方々にも御礼を申し上げます。 素晴らしい組織を構成している皆様に感謝いたします。
このように成功裏に総会をジャカルタで開くことにつながったことに、御礼を申し上げます。
特に台北市としては、ジャカルタの知事、それから事務局、その他の会員都市のかたがたに、台北を助けて
くださったこと、そして優先権をいただいて、2006年の総会主催に持っていくことにご支援をいただいたことに、
心から御礼を申し上げます。
我々は、2005年に関して立候補を提出したのですが、それは我々には与えられませんでしたが、優先権を与えられて2006年に総会を開催することができるということで、大変うれしく思っております。会員都市で、北京と台北以外の都市は、すでに意向を表明なさいまして、2006年には開催地とし立候補はしないという意思を、すでに10都市は表明しておられます。ですから、私は台北市としては、コミットもし、完全に準備を整えて、2006年の総会は、ぜひ大きな成功裏に主催したいと思っております。そして、これからの2年間で決定が変わることがないことを、もちろん希望しております。もう一度、御礼を申し上げます。謝意を表します。特にジャカルタの市民にも、お礼を申し上げます。
あと一言二言、インドネシア語で言います。台北に皆さん、いらしてください。
ありがとうございました。
(ヤンゴン/アウン・テイン・リン市長)
皆様、代表団のかたがた、ご参集のかたがた、全会員都市のかたがたに対して心より御礼申し上げます。今回で第4回目となる総会に参加することができ、そしてここで相互に意見交換、アイディアの交換ができたことにお礼を申し上げます。会議に出席した方々の間では、その協力がさらに深まったものと確信しております。どうもありがとうございました。