アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)第7回総会を、2008年(平成20年)11月20日から22日にかけて、
クアラルンプールで開催しました。
総会第一日目午前に、マレーシア連邦直轄地域大臣による開会宣言及び記者会見に続き、各共同事業の幹事都市等による事業の実施状況の報告と中期計画の採択、そしてマニラによる新規共同事業提案・採択が行われました。午後には、各都市首長等の間で洪水対策に関する討議が行われたほか、スポーツ振興への取組に関する報告が行われ、東京による2016年オリンピック・パラリンピック招致をANMC21として支援することに全会一致で合意しました。第二日目に、会議のまとめとして「クアラルンプール宣言」が採択されました。また、同宣言に関する議長コメントが発表され、ANMC21による東京のオリンピック招致への支援が改めて謳われました。
最終日には、クアラルンプール市の洪水対策の一環である「SMART自動車道」等の視察が行われました。
また、同総会にあわせて、ANMC21展を11月19日から22日にかけて開催し、共同事業の展示、各都市の子どもが描いたスポーツをテーマとした絵の展示、各都市のPR展示や催事公演が行われました。
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【その他】 ・石原東京都知事は、11月21日(金)に、マレーシア森林研究所を視察しました。 ※ マレーシア森林研究所 錫鉱山で荒廃した森を森林研究者などの努力で再生したもの。面積は約600ヘクタール。 森林資源の保護、製品開発、バイオ技術の研究のほか、所内にはトレッキングコースが整備され、 子どもたちに対する環境教育の場でもある。 |