アジア大都市ネットワーク21（ANMC21）

面積243.65ｋm²に170万人以上の人口を抱える首都クアラルンプールは、政治、行政、宗教、財政、文化、スポーツ、教育をはじめとする、マレーシアのさまざまな活動の中心地であり、多民族が共存し、新旧の建築物が調和した活気あるコスモポリタンです。
クアラルンプールは進展し、この地域における商業・金融の中心地となりました。
今日、新たなランドマークとして世界有数の高さを誇るペトロナス・ツインタワーと通信タワーであるクアラルンプール・タワーがそびえています。
クアラルンプールは経済的な豊かさや効率性を追求するだけではなく、社会的、文化的、人々の精神的なニーズを満たし、持続可能な環境を維持して「全ての人々のための世界的都市」になることを目指しています。

都市総面積：　243.65ｋm²

自然環境：　熱帯気候 / 庭園都市

気候の特徴：　高温多湿 / 年平均気温不明 / 年間降水量2,540mm

都市問題：　市中心部での交通渋滞 / 良質かつ手頃な価格の住宅の供給不足/ 　　　　　　　　 クラン川沿いの都心過密地区での突発的洪水 / 環境の悪化 / 不十分な公共設備

都市計画：　都市計画は82年の連邦直轄領（計画）法の下で策定され84年に発表された 　　　　　　　　 「建設計画」に基づいて行われている。マルチメディアスーパーコリドーや 　　　　　　　　 プトラジャヤ、KL国際空港といった近年の開発や変化に対応するべく、 　　　　　　　　 建設計画は現在再検討されている。

主要な民族・言語：　マレー系、中国系、インド系 / マレー語、英語

人口（2007年）：　1,600,000人

概要：　マルチメディアスーパーコリドーの建設など、ＩＴ産業の育成に力を入れている。

主要な産業：　商業、金融業、情報産業、サービス業