アジア大都市ネットワーク21（ANMC21）

東京は日本の首都として、江戸開闢以来４００年の歴史を有しています。　その間、震災や戦災に見舞われながらも、戦後においては、奇跡とも言われた高度経済成長を牽引する役割を果たしてきました。
今日、東京では国内の人口のおよそ１０％に相当する約１，２００万人の人々が生活し、働き、憩い、学んでいます。また、東京は、政治、経済、文化などあらゆる面で高度な集積を有し、日本の経済・社会の中心となっています。一方で、現在、東京は企業活力の低下、慢性的な交通渋滞、環境問題の深刻化など数々の都市問題も抱えています。　都市機能や最先端技術の高密度な集積など、東京が持つ優位性を最大限に活かすことで変革を進め、さらに高いレベルの成熟した都市となるための取組みが進められています。

都市総面積：　2,187.42km²

自然環境：　東京は関東平野の南西に位置している。冬は強い季節風が関東平野を渡って 　　　　　　　　 吹き荒れ、気候は乾燥している。それに対して、夏は暑く、湿度が高くなる。

気候の特徴：　年間平均気温16.7ºC / 年間降水量1,294.5mm (2002)

都市問題：　高齢社会に向けての準備 / 地震対策の促進 / 環境と調和したリサイクル型社会 　　　　　　　　の構築 / 過密化を解消し、渋滞を緩和し、職住接近を促進する都市計画の開発 　　　　　　　　 / 東京都に活力を与える産業と社会の振興

都市計画：　さらに高いレベルの成熟した都市をめざし、その実績に向けた取り組みを明らかに 　　　　　　　　 する「10年後の東京」を2006年に策定した。

主要な民族・言語：　日本人 / 日本語

人口（2009年）：　12,990,000人

概要：　今日、東京は日本の首都、全国最大の都市であり、国内の人口のおよそ10%に相当 　　　　　する約1,200万の人々が生活し、働き、憩い、学んでいる。 　　　　　東京はニューヨーク、ロンドンと肩を並べる国際金融の情報センターへと成長し、 　　　　　世界で主要な役割を演じる国際都市となった。

主要な産業：　金融、情報及びサービス産業